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国際政治・世界事情

6935チバQ:2013/09/29(日) 10:09:54
http://mainichi.jp/select/news/20130929k0000e030103000c.html

ケニアテロ:凄惨な現場目撃証言 「私はムスリム」命拾い

毎日新聞 2013年09月29日 09時25分(最終更新 09月29日 10時02分)



襲撃事件で崩落したナイロビの「ウエストゲート・モール」。屋上と地下に駐車場があった=AP
襲撃事件で崩落したナイロビの「ウエストゲート・モール」。屋上と地下に駐車場があった=AP

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 ケニアの首都ナイロビの高級商業施設で起きたテロ襲撃事件は28日、発生から1週間を迎えた。目撃者らの証言からは、凄惨(せいさん)な現場の状況が浮かび上がる。無慈悲な犯行を行ったのは「多国籍」の集団だった。【ナイロビ服部正法】

 隣国ソマリアのイスラム過激派アルシャバブとみられる武装集団が襲撃した「ウエストゲート・モール」はナイロビ屈指のショッピングモールで、地元富裕層や外国人に人気のスポットだ。

 事件が起きた21日正午ごろ、地元ラジオ局のパーソナリティー、アリーム・マンジさん(35)は屋上駐車場で同局が開いた子供たちの料理コンテスト会場にいた。妻(28)と8カ月の娘も連れていた。階下から爆発音が2回聞こえ、続いて銃声が響いた。「下の階の銀行に強盗が入ったかと思った」

 気づくと10メートルほど先で黒人の男2人が銃を乱射していた。親子連れらが血を流して倒れたのを目の当たりにした。イスラム教徒のマンジさんの口から思わずイスラム教の祈りの言葉が出た。「お前はムスリム(イスラム教徒)か」。男の一人がマンジさんに尋ねた。「イエス」。男はマンジさん一家に「行け」と言った。「私たちは幸運だった。他の人たちは……」

 武装集団の一部は地下の駐車場から、他のメンバーは1階正面入り口から侵入したとみられている。

 アジャイ・パテルさん(53)は正面入り口前の車内にいた。中東風の長衣を着た男たちが銃弾を放ち、買い物袋を提げた人たちが次々に撃たれ、倒れた。男たちはソマリア人らしい風体で20代ぐらいに見えたという。「洗脳されて頭がおかしくなったんだろう。人間のすることじゃない」と吐き捨てるように言った。モール内から逃げて助かった40代ぐらいの女性は、襲撃犯が人質に銃を突きつけてコーランの一節を尋ね、答えられなかった人を射殺したと話した。

 襲撃犯が「多国籍」だったのが事件の特徴だ。ケニアのモハメド外相は、武装集団には2〜3人の米国人、英国人の女1人が含まれ米国人はソマリア系かアラブ系だったと語っている。米ニューヨーク・タイムズ紙は、アルシャバブが英語を話す戦闘員を襲撃犯に選んだと報じた。マンジさんが言葉を交わした黒人も「癖がない、とてもクリアな英語だった」といい、符合している。背景には国際テロ組織アルカイダと連携を深めるアルシャバブの「国際化」があると考えられる。

 ケニア治安当局は、「白い未亡人」の異名を持ち、アルシャバブと他の過激派を結びつける役割をしてきた疑いがある英国出身の白人女性、サマンサ・ルスウェイト容疑者(29)の事件への関与を強く疑っている。


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