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国際政治・世界事情

6926チバQ:2013/09/26(木) 00:23:14
http://mainichi.jp/select/news/20130926k0000m030116000c.html
ケニアテロ:過激派、国境越え勢力拡大
毎日新聞 2013年09月25日 23時52分

 【ナイロビ服部正法】ケニアの高級商業施設テロ襲撃事件で、犯行を認めた隣国ソマリアのイスラム過激派アルシャバブは「ケニア軍はソマリアから撤退すべきだ」と要求している。ケニアの軍事介入など国際的な包囲網の強化により、アルシャバブはソマリア国内で弱体化する一方、最近はケニアに流入し勢力を拡大していた。事件は、ケニアの地域社会に入り込んだアルシャバブの「力」が、報復目的で一気に噴き出したとも言えそうだ。

 ソマリアのイスラム原理主義勢力から分派し過激化したアルシャバブは、国際テロ組織アルカイダとの連携を強化。2008年ごろから攻勢を強め、一時はソマリア中・南部を制圧した。しかし、アフリカ連合(AU)平和維持部隊の強化やエチオピア、ケニアの軍事介入などで、昨年10月までに主要都市部から追い出された。

 一方、ケニアでは勢いを強めている。ソマリアとの国境に近いケニア北東部の主要都市ガリッサでは、アルシャバブの「暗殺標的リスト」に載ることを恐れ、住民は口をつぐみ疑心暗鬼が町中を覆っている。ガリッサとその周辺ではキリスト教会や飲食店などへのテロ攻撃も相次ぎ、地元紙によると5月段階で犠牲者が100人を超えていた。

 アルシャバブは、ソマリアから安価な砂糖を大量にケニアに密輸する手法で資金を稼いでいるとみられる。ガリッサ周辺では、密輸に関与したとして治安当局者が摘発される例もあり、アルシャバブの影響力が公務員を含めた地域社会に浸透しているようだ。

 アルジェリアを追われたイスラム原理主義組織が隣国マリを勢力拠点にし、やがて過激派となってマリ北部を制圧した例があるように、新たな移動先で過激派が生き延びるケースもある。

 アフリカのイスラム過激派に詳しい南アフリカ・フリーステート大のフセイン・ソロモン教授は「ケニアではイスラム礼拝所での食料配布などを通じ(過激な)イスラム思想が浸透している。イスラム過激派の思想拡大から人々を守るのは政府による良き統治だ」と指摘する。


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