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国際政治・世界事情

6915旧ホントは社民支持@鹿児島市:2013/09/24(火) 21:59:22
(23)ドイツ総選挙終了――ネットの自由をうたった海賊党、力及ばず
http://www.yomiuri.co.jp/net/report/20130924-OYT8T00439.htm
 22日のドイツ連邦議会(下院)選挙で、保守系与党キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)が得票率41.5%で大勝した。これでメルケル首相の続投(3期目)が確実となった。
 インターネットの自由と著作権法改革を訴えて、若者層を中心に支持を伸ばしてきたドイツ海賊党の得票率は2.2%。「5%のハードル」に阻まれて、初の国会議員を出すという夢をかなえないままに終わった。
 ドイツの下院選挙では、比例代表で5%以上の票を得た政党か、小選挙区で3人以上の当選者を出した政党にしか議席は認められない。海賊党はこの5%の壁を越えることができなかった。
 「ネットで政治を変える」ことを目指した運動はどうなってゆくのだろう?
スウェーデンの「海賊局」が生みの親
 世界各国で活動する政党「海賊党」の発端を作った国はスウェーデンだ。
 2003年、情報・文化・知的所有物を無料で共有することを掲げた組織「海賊局」(Piratbyran=Bureau of Piracy)が有志によって結成された。ここでの「海賊」とは海上で略奪行為を行う武装集団のことではない。「海賊版」という表現があるが、文化的コンテンツを、著作権を保持しない者が無断で発売・流通する行為を指す。
 海賊局の結成は、スウェーデンの映画やコンピューター・ゲームの制作者で構成されるロビー団体「反海賊局」(あるいは反著作権違反局)に対抗した動きだった。
 スウェーデンのITエンジニア、リック・ファルクビンゲ氏は海賊局が政治組織を持っていないことに気づき、ファイル共有、著作権、特許権問題を扱う政党の発足を思いついた。2005年12月末、「海賊党」という名称が入ったウェブサイトを立ち上げ、翌年から党員の募集を開始した。
ドイツでも結党
 ほぼ同時期にオーストリア(2006年1月)、ドイツ(同年9月)でも同様の政治目的を掲げた政党が発足した。これまでに20か国以上で創設されており、各国の海賊党を傘下に置く海賊党インターナショナルも結成されている。
 なかでも大きな成功を収めたと言われたのがドイツの海賊党だ。連邦議会ではまだ議席を獲得していないものの、地方議会では45議席を持つ。
「直接民主制」「情報公開」「プライバシー保護」「著作権法改革」を活動の主眼にしたドイツ海賊党は、子供の頃からインターネットに親しんできた20〜30歳代の若者を中心に党員数を増やしてきた。2006年の発足から3年で党員は1万人に増え、現在までに3万人強となっている。年会費は48ユーロ(約6400円)だ。
集会での「議論」の様子(今年5月、ドイツ海賊党撮影)
 党の「直接民主制」は、たとえばこんな風に進む。党員がネットで政策提案を送ると、これに対してほかの党員がさまざまな意見を出す。議論の過程はネットで公開され、一定数以上の支持があれば、党の政策となってゆく。毎週の戦略会議や党大会の様子はネット中継される。党幹部は特別な存在ではなく、党首が採決に投じる1票はほかの党員の1票と同様に扱われる。
 通常の政党政治を「密室政治」「不透明」と捉える人々に海賊党は強いアピール力を持った。ドイツの小説家ユリ・ツェー氏は海賊党を「新しい、リベラルな社会民主政党」と評した(英ガーディアン紙、12年5月18日)。


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