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国際政治・世界事情

690千葉9区:2009/06/18(木) 22:31:51
http://www.business-i.jp/news/special-page/oxford/200906180005o.nwc
イラン 大規模デモ 体制維持へ大統領「更迭」も
2009/6/18

 現地メディアなどによると、イラン大統領選挙の開票結果をめぐり、改革派候補ムサビ元首相の支持者と、現職で保守強硬派のアフマディネジャド大統領の支持者が、それぞれ大規模なデモを繰り広げ、16日までに8人以上の市民が犠牲になった。これは保守派民兵組織「バシジ(人民動員軍)」が発砲したためとみられる。民兵組織と警察がテヘラン大学の学生を襲撃したとの報道もある。

 選挙を監督する護憲評議は同日、選挙結果を認めるとする、これまでの姿勢を転換して、問題のある投票箱を集計し直す用意があると発表したものの、改革派が求める選挙の無効と再選挙は拒否した。最高指導者ハメネイ師も、選挙の不正疑惑を調査する考えを示した。

 一方、同日のイラン国営放送は、選挙後の騒乱の「首謀者」が逮捕されたと伝えた。この中には、ムサビ元首相を支持するハタミ元大統領の腹心であるアブダビ元副大統領も含まれる。

 アフマディネジャド陣営は選挙結果の操作をやり過ぎた。内務省が13日に発表した開票結果では、アフマディネジャド大統領の得票率は62.6%、ムサビ元首相は33.8%だった。もちろんアフマディネジャド大統領が勝利する可能性もあったが、事前の世論調査と85%という高い投票率からみて、ここまでの得票差は極めて不自然だ。実際は、28%対57%でムサビ氏が勝利したとの内部情報もある。

 イラン指導部は、大統領選挙後の大規模かつ根強い抗議運動を受けて、その立場を微妙に変えている。抗議運動の熱を冷ます目的で時間を稼ごうとしているのは間違いない。現在のところ、大統領「再選」という厚かましい結果を押し通そうとする試みは成功しそうだ。しかし、抗議運動の勢いを鎮めることができなければ、指導部はイスラム体制を維持するためアフマディネジャド大統領を犠牲にする決断を下すかもしれない。


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