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国際政治・世界事情

6894チバQ:2013/09/21(土) 00:38:44
http://mainichi.jp/select/news/20130921k0000m030103000c.html
ギリシャ:極右派、「差別反対」音楽家刺殺 抗議のデモも
毎日新聞 2013年09月20日 21時40分(最終更新 09月21日 00時11分)


ギリシャ北部テッサロニキで、警官隊と衝突する反極右デモの参加者=2013年9月18日、AP
拡大写真 【ローマ福島良典】財政再建下のギリシャの首都アテネ郊外で、移民排斥を掲げる極右政党の支持者が、人種差別に反対するラップ音楽家を刺殺する事件があり、ギリシャ社会の緊張が高まっている。サマラス政権は「ネオナチに社会を毒させはしない」と極右勢力による違法行為の摘発に全力を傾ける構えだが、事件に抗議する反極右デモ隊が警察当局と衝突するなど、事件の余波が続いている。

 地元メディアによると、事件があったのは17日夜。「キラP」の芸名を持つパブロス・フィサスさん(34)が極右政党「黄金の夜明け党」の支持者とみられる男(45)に路上で胸部を刺され死亡した。フィサスさんは人種差別反対運動の活動家として知られ、葬儀には数千人が参列した。

 殺人容疑で逮捕された男は、同党地方事務所の食堂職員だったとの情報もある。警察当局は「黄金の夜明け党」の事務所を家宅捜索した。

 サマラス首相は19日、テレビ演説で「ナチスの末裔(まつえい)どもに、民主主義が生まれた国(ギリシャ)の土台を崩させたりはしない」と取り締まりの強化を約束。英BBC(電子版)によると、ベニゼロス副首相は「黄金の夜明け党」を非合法化し、犯罪組織として扱うべきだとの考えを示した。

 一方、「黄金の夜明け党」のミハロリアコス党首は事件を非難し、関与を否定。同党は「ネオナチではない」と主張しているが、ナチスのカギ十字に似たマークを使い、メンバーにはヒトラー礼賛の傾向があるという。

 ギリシャでは近年、国民に「痛み」を強いる財政緊縮策の結果、失業率が高まり、移民に対する風当たりが強まっている。反移民の「黄金の夜明け党」は昨年の総選挙で国会(300議席)に進出、現在、18議席を占めている。最近の世論調査によると、支持はさらに上向いているという。

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