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国際政治・世界事情

6878チバQ:2013/09/19(木) 23:11:59
http://mainichi.jp/select/news/20130920k0000m030073000c.html
エジプト大統領選:シシ国防相、出馬求める声高く 
毎日新聞 2013年09月19日 20時54分

 【カイロ秋山信一】来年2月ごろに実施されるエジプトの次期大統領選で、軍事クーデターを主導したシシ国防相(58)に対し、立候補を求める署名運動が広がっている。シシ氏は出馬に否定的だが、反政権デモの広がりを受けてクーデターを起こしたのと同様に「国民の声に応える」という形で、立候補する可能性は残る。エジプト情勢の鍵を握る指導者の実像を追った。

 18日夕、カイロ市中心部で、シシ氏の写真をプリントした白地のTシャツを着た約100人のデモ隊が「シシを大統領に」と気勢を上げた。メンバーが約100枚の署名用紙を配ると、通行人が殺到。2分で紙はなくなった。9月上旬に署名活動を始めた薬局経営のアディール・ガマルさん(40)は「もう100万人分は超えた。シシ氏は私欲がなく、米国とも戦える強い指導者だ」と話した。

 1000年以上の歴史があるカイロ旧市街のガマレイヤ地区。石畳の大通りを曲がると、未舗装の路地にゴミが散乱し、無数のハエが舞っていた。

 シシ氏は、この地区の6階建てアパートの最上階で生まれ育った。14人兄弟の次男。父は工芸店主だった。信心深い母の影響で、幼いころから1日5回の礼拝を欠かさず、聖典(コーラン)を暗唱した。運動が好きで、今も自宅の地下駐車場をジムに改装して鍛えているという。

 「ライオンのようだ。静かに振る舞い、決断したら素早い」。従弟のファタヒ・シシさん(44)はそう評する。年に数回しか降雨がないカイロが珍しく雷雨に見舞われたとき、近所でシシ氏だけが普段通り学校へ登校していたのが印象的だったという。

 高校卒業後、軍士官学校に入った。「規律正しい組織が性に合ったようだ」とファタヒさんは話す。一般の知名度は低かったが、軍関係者によると、勤勉かつ清廉で早くから次世代のリーダーと目されていた。英米への留学も経験し、2012年8月に国防相に就いた。

 知人らは「物静かで、友人も多くはない。家族を大切にしている」と口をそろえる。7月に国営テレビでモルシ氏の大統領解任を宣言した後に向かったのも、週1回は会うという母親のもとだった。

 だが7月以降、周辺は騒がしくなった。英雄扱いされ、街中でシシ氏のポスターを飾る人が増えた。一方で、モルシ氏の支持者が書いた「シシは裏切り者」という落書きも目立つ。

 過去に「中東での統治にはイスラム教を考慮すべきだ」との論文を書いたことから「イスラム主義の傾向」を指摘する研究者もいるが、軍関係者や知人は「政教分離の世俗主義者だ」と断言する。

 「政治的な野心はない。今が人生のピーク」。7月下旬、大統領選の話題に触れた知人に、シシ氏はそう打ち明けた。8月の米紙のインタビューでも出馬を否定したが「人々に愛されることが重要だ」と、含みを持たせた。

 シシ氏は7月下旬に軍を支持するデモを呼びかけ、数十万人が街に出た。当時デモに参加した大学生のアシュラフ・コドブ(22)は期待を込めてこう言う。「今度はシシが国民の声に応える番だ」

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