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国際政治・世界事情

6861チバQ:2013/09/16(月) 10:18:56
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130916/erp13091608240002-n1.htm
イメージ先行、政策論争は埋没
2013.9.16 08:17 (1/2ページ)
南ドイツ新聞の付録雑誌に掲載されたシュタインブリュック氏の写真。中指を立てた挑発的なポーズが物議をかもしている
南ドイツ新聞の付録雑誌に掲載されたシュタインブリュック氏の写真。中指を立てた挑発的なポーズが物議をかもしている
 【ベルリン=宮下日出男】ドイツ連邦議会(下院)選挙は15日、22日の投票まで1週間となった。アンゲラ・メルケル首相(59)率いる保守系与党のキリスト教民主・社会同盟が優勢で、連立相手が現在の自由民主党から変わる可能性はあるが、首相3選の公算は大きい。一方、選挙戦は与野党とも首相候補のイメージをめぐる議論が先行しがちで、政策面での論争は盛り上がりに欠けている状況だ。

 選挙戦終盤にメディアの話題をさらったのは、最大野党で中道左派の社会民主党(社民党)の首相候補、ペール・シュタインブリュック前財務相(66)が中指を突き立て、にらんだ表情をした写真。南ドイツ新聞が付録雑誌の表紙に掲載した。

 前財務相は質問にジェスチャーで答えるインタビューを実施。失言がしばしば指摘されるため、「ミス連発男」と揶揄(やゆ)されることを問われ、挑発的なしぐさをとった。前財務相は「ユーモアだ」と釈明している。

 前財務相は最近、低迷していた個人の支持率が改善してきていたが、問題の写真をメディアはこぞって報道。若者にアピールする可能性があるとの声もあるが、大半は前財務相の「資質」に改めて疑問を投げかけた。

 一方、同盟は最近、ベルリン中心部に巨大選挙看板(縦20メートル幅70メートル)を掲示した。多くの写真を使って表現されたのはひし形の空間をつくる両手だ。メルケル氏がよくとるポーズで知られ、堅実に国をかじ取りする「手」に焦点を当て、「ドイツの将来を安心できる手に」と訴える。

 私生活についてはあまり語らないメルケル氏だが、最近は、料理など家庭生活の話題を披露するなどして親しみやすさを強調。メディアは「母親」を演出しているとも報じ、同盟は人気の高いメルケル氏個人を前面に出す戦略を採用している。

 ただ、この結果、社会の格差是正や「脱原発」に伴う電気代高騰、債務危機対応といった政策議論は埋没気味だ。同盟が中道左派寄りの政策を掲げ、社民党との政策の違いがわかりにくいことも背景にある。

 主要紙フランクフルター・ルントシャウは前財務相の写真騒動で政策論争が一段と低迷することに懸念を示した上で、「シュタインブリュック氏に責任はある」としつつ、「政治議論回避に利用する方にも同様の責任がある」とメルケル氏陣営も牽制(けんせい)した。


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