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国際政治・世界事情

6857チバQ:2013/09/16(月) 02:10:23
http://mainichi.jp/select/news/20130916k0000m030079000c.html

シリア:アサド政権、存続に追い風か 反体制派に失望感

毎日新聞 2013年09月15日 21時38分(最終更新 09月15日 22時18分)



2005年1月にモスクワを訪問したシリアのアサド大統領=AP
2005年1月にモスクワを訪問したシリアのアサド大統領=AP

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シリア北部アレッポ近郊で、銃を撃つ反体制派武装組織「自由シリア軍」の兵士=2013年9月14日、ロイター
シリア北部アレッポ近郊で、銃を撃つ反体制派武装組織「自由シリア軍」の兵士=2013年9月14日、ロイター

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 【カイロ秋山信一】内戦が続くシリアの化学兵器廃棄に向けた米露合意によって、アサド政権は米国などの軍事行動を当面回避することに成功した。戦局は政権側有利に推移しており、欧米では政権が数年間は存続するとの見方も出ている。一方、反体制派は、米国などの方針転換に失望感を深めている。イスラム過激派やクルド人勢力が独自の動きを見せるなど内戦の構図は複雑化しており、終結の見通しは見えない。

 「米露はシリアで軍事的解決を図らないことで合意した」。政権側メディアの国営シリア・アラブ通信は15日、軍事行動の回避を強調する見出しをつけて、米露合意を報じた。 シリアが化学兵器の保有を認め、ロシアが示した全廃案をすぐに受け入れた「妥協」の背景には、軍事行動を回避すれば、政権は存続できるとの計算があるとみられる。

 昨秋には反体制派が首都中枢に迫るなど、戦局は不利だった。だが、隣国レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラが本格参戦した今春以降、政権側が優勢に立っている。ロイター通信は7月に「数カ月以内に倒れると考えた時期もあったが、数年間は存続する」との英当局者の見方を報じた。

 一方、米国などの軍事行動に期待していた反体制派には失望感が広がっている。主要組織「シリア国民連合」幹部のアフマド・ラマダン氏は毎日新聞の電話取材に「化学兵器以外の残虐行為は許されるのか。14日にも100人以上が死亡した」と、国際社会の対応を批判した。

 反体制派は統一した指揮系統がなく、武装組織の統制がとれていない。世俗派やイスラム穏健派が主体の「自由シリア軍」と、国際テロ組織アルカイダなどイスラム過激派との内紛も起きている。支配地域の主導権を巡って、アルカイダとクルド人勢力との戦闘も激しくなっている。


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