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国際政治・世界事情

6855チバQ:2013/09/16(月) 02:06:31
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130915/mds13091510050004-n1.htm
エジプトクーデター主導、「シーシー大統領」待望論
2013.9.15 10:04 (1/2ページ)
シーシー第1副首相兼国防相(AP)
シーシー第1副首相兼国防相(AP)
 エジプトでクーデターを主導した軍トップのシーシー第1副首相兼国防相の支持者らが、来年春にも行われる大統領選にシーシー氏を出馬させようと“勝手連”的に署名活動を展開している。本人の意向は不明だが、国民からの高い人気を維持。エジプトでは、2011年の政変で失脚したムバラク旧政権関係者らの復権が進んでおり「シーシー氏待望論」は、そうした旧支配勢力の利害と軍を結びつけようとする動きの一環ともいえそうだ。(カイロ 大内清、田中靖人)






署名活動・出馬デモ


 「彼のほかに選択肢はない」。シーシー氏を大統領に推すグループの世話人を務める弁護士のレファイ・ナスララ氏(50)は産経新聞の取材にこう断言した。7月のクーデターでモルシー前大統領やその出身母体のイスラム原理主義組織ムスリム同胞団を放逐したシーシー氏を「真の愛国者だ」と称賛。「すでに2200万人の署名を集めた」と語り、今後はシーシー氏に出馬を促すデモも行う考えだという。

 軍情報部出身のシーシー氏は、もともと知名度は低かった。しかし、6月末に起きた大規模な反モルシー政権デモに便乗する形でモルシー氏の権力を剥奪したことにより国民的人気が急上昇。その後は自ら反同胞団デモを呼びかけるなど“ポピュリスト的”な手法も駆使し、暫定政権の最高実力者として君臨している。


政治観や自身語らず


 シーシー氏は米陸軍大学校留学中の06年に執筆した論文で、中東の民主化にはイスラム教の信条を考慮に入れた政治体制が必要だとの考えを強調。米国では「イスラム主義を軍国主義と結合させた体制」(米海軍大学院のスプリングバーグ教授)を志向しているのではないかとの見方がある。一方で、国民の約9割がイスラム教徒のエジプトで、イスラムの価値観を完全に無視した政治体制は非現実的で、論文が「シーシー氏はイスラム的」だとする根拠にはならないとの指摘も根強い。

 シーシー氏は、1952年のクーデターを主導し社会主義的な政策を推進したナセル元大統領を強く尊敬しているともいわれるが、自身について公にはほとんど語っておらず、その政治観は分かっていない。にもかかわらず、シーシー氏待望論が強まるのは、2011年の政変以降の混乱に伴う経済や治安の悪化に疲れた国民に、軍の力を背景とした「安定」を求める心理があるためだとみられる。


ムバラク回帰警戒も


 ただ、エジプトではムバラク政権までの歴代大統領を軍出身者が務め、政財界との結びつきで利権を確保する構造が続いてきた。シーシー氏や他の軍出身者が大統領選に具体的に意欲を示せば、従来の権力構造への回帰を警戒する民主化勢力などから異論が噴出する可能性もある。


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