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国際政治・世界事情

6849チバQ:2013/09/12(木) 21:51:27
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130912/mds13091220570007-n1.htm
【シリア情勢】
「仲介役」で主導権狙う ロシアの外交戦術
2013.9.12 20:56 (1/2ページ)
 【モスクワ=遠藤良介】12日からの米露外相会談でシリアの化学兵器を国際管理するとのロシア提案が協議されることになり、アサド政権を擁護してきたロシアは当面、米国などの軍事介入を回避することに成功した。ロシアは、米欧とアサド政権の「仲介役」としてシリア問題の主導権を確保し、大国としての存在感を高めたい思惑だ。

 ロシアの動きの根底には、国際社会で「問題」とされる国家にあえて関与し、その国への影響力や国連安保理常任理事国の立場を生かして発言力を高める外交戦術がある。これは、核開発の疑われるイランなどに対する政策とも通底するものだ。

 米国やその友好国で対シリア軍事介入への慎重論が高まっていた事情も、ロシア提案に「評価」を呼ぶ追い風となった。

 プーチン露大統領は11日付の米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)に寄稿し、国連安保理の承認を得ない武力行使は「侵略行為だ」と主張。安保理の拒否権は国際関係を安定させる「深遠な知恵」であり、自国を特別視する「米国例外論」は「きわめて危険だ」とたたみかけた。

 プーチン氏はまた、シリア反体制派の側では国際テロ組織アルカーイダ系が戦闘に加わっていると指摘。対シリア武力行使は「国外への紛争拡大」や「新たなテロの波」をもたらしかねず、イラン核問題やイスラエル・パレスチナ紛争に悪影響を与えるとも述べた。

 ただ、ロシアが化学兵器の国際管理案を打ち出したのは、米国などが軍事介入を強行する可能性が高まったからにほかならない。

 ロシアは米国が武力行使の考えを撤回するよう外相会談で迫るとみられ、シリアへの「圧力」が不可欠と考える米国側とは激しいやり取りが予想される。ロシアは反体制派が化学兵器を使用したとも主張しており、国際管理案には技術的にも政治的にも難題が山積しているのが実情だ。

 イランや北朝鮮の核問題が解決を見ていないのと同様、ロシアの「関与政策」に限界があるとの見方はロシア国内でも出ている。


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