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国際政治・世界事情

6835チバQ:2013/09/08(日) 18:54:17
http://mainichi.jp/select/news/20130908ddm007030145000c.html

シリア:化学兵器使用疑惑 米危うい限定攻撃 「泥沼化」懸念の声多く

毎日新聞 2013年09月08日 東京朝刊


 【ワシントン白戸圭一】対シリア攻撃の是非を巡る米議会の審議が大詰めを迎えている。米国では、議会承認を得たオバマ政権が攻撃に踏み切れば混乱が周辺国に拡大すると懸念する論調が多い。

 オバマ政権は攻撃で(1)地上部隊を派遣しない(2)アサド政権転覆を目指さない(3)内戦は政治的に終結−−の3原則を掲げる。攻撃の是非を巡り、反体制派を支援する米国はアサド政権の後ろ盾ロシアと対立するが、オバマ大統領は6日の米露首脳会談で、攻撃後の「政治的移行」では協力したいとの考えをプーチン大統領に伝えた。

 オバマ政権にとり理想的展開は、巡航ミサイル攻撃でアサド政権の化学兵器使用能力を大幅に低減し、ロシアがアサド政権に見切りを付けるというもの。

 だが、泥沼化の懸念は強い。米軍制服組トップのデンプシー統合参謀本部議長は4日、アサド政権がイスラエルなどの周辺国に報復する可能性に言及。ライアン・クロッカー元駐シリア米大使は米紙に、中東諸国を巻き込んだ地域紛争に発展する危険性を語る。

 一方、米ジョージタウン大のダニエル・バイマン教授(安全保障論)は最新の論文で攻撃に反発したロシアがアサド政権への武器・資金供与を拡大する可能性を指摘。「(オバマ大統領が主張する)限定攻撃で達成できることは少なく情勢は悪化する」と懸念する。

 米シンクタンク・新米国安全保障センターのリチャード・フォンテイン所長は、米国内のえん戦機運に配慮するオバマ政権に包括的な対シリア戦略がないと指摘。「攻撃後もアサド政権が化学兵器を使ったらどうするのか」と報復の連鎖に懸念を示し、アサド政権打倒を見据えた戦略づくりを訴えている。


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