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国際政治・世界事情

6833チバQ:2013/09/08(日) 18:47:05
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130907/asi13090722030005-n1.htm
豪総選挙、野党連合が6年ぶり政権奪還 成長減速、与党内抗争に国民嫌気
2013.9.8 01:05 (1/2ページ)
7日、オーストラリアの総選挙で、自身が率いる保守連合の勝利宣言をするアボット自由党党首=シドニー(ロイター)
7日、オーストラリアの総選挙で、自身が率いる保守連合の勝利宣言をするアボット自由党党首=シドニー(ロイター)
 【シンガポール=青木伸行】オーストラリア総選挙が7日、投開票され、自由党のアボット党首(55)が率いる野党保守連合(自由、国民党)が、ラッド首相(55)の労働党を破り、6年ぶりに政権を奪還した。国民は経済成長の減速と、労働党が志向する「大きな政府」に対する批判票を投じ、長年の労働党内の権力闘争に「ノー」を突きつけた。

 投開票されたのは下院(定数150、任期3年)の全議席と、上院(定数76、任期6年)のうちの改選40議席。下院の獲得議席は、選挙管理委員会の公式集計(開票率約96%)の結果、保守連合が過半数の76を上回る88(改選前72)、労働党は57(同71)。

 アボット氏は夜、「今日から新しい政権になった」と勝利を宣言した。

 33日間にわたる選挙戦の争点となったのは経済対策。国民には「大きな政府」か、「小さな政府」かという選択だった。

 オーストラリアでは、経済成長を牽引(けんいん)してきた中国など新興国への資源輸出に、資源価格の下落と中国経済の減速などを要因に陰りが生じている。このため今年の経済成長率は、2%台半ばに減速すると予測されている。

 これに対する処方箋としてアボット氏は、労働党のギラード前首相が昨年導入し、国民の不評を買った炭素税の撤廃や、法人税率の引き下げなどを掲げた。一方、ラッド氏は財政支出を拡大し、インフラ整備などにより景気浮揚を図る政策を打ち出していた。

 だが、複数の政治アナリストは「政策論争以上に国民は、労働党の党内抗争を嫌気し政権交代を望んでいた」と指摘する。

 ラッド氏は6月の党首選で「政敵」のギラード氏を破り、3年ぶりに首相に返り咲き、長年の確執に決着をつけた。それが今回、最大の敗因となる皮肉な結果となった。ラッド氏は総選挙での敗北を受け、党首を辞任する意向を示した。

 1994年に政界入りしたアボット氏は、保守連合のハワード政権下で保健相などを務め、2009年に自由党の党首となった。保守的なカトリック教徒で、人工妊娠中絶に反対し、同性婚にも否定的だ。

 アボット氏は、ギラード政権下での国防費の大幅削減方針を見直し、日本を含むアジアとの関係を重視する方針。ただ、捕鯨問題では強硬だ。また、伝統的に労働党は多国間協調主義、保守連合は2国間主義を基調としている。


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