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国際政治・世界事情

6823チバQ:2013/09/04(水) 21:13:31
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130903/erp13090320050003-n1.htm
露極東の有力政治家解任 国家の命運をかけた極東開発プロジェクトは「クレムリン直轄事業に」
2013.9.3 20:03 (1/2ページ)
 【モスクワ=佐々木正明】ロシアのプーチン大統領が、極東地域の統治や対日外交に影響力をふるってきたイシャエフ氏を政府要職から更迭したことは、極東シベリアを経済発展の先進地域へ転化させようと、同氏が担ってきた国家戦略が行き詰まっていたことを示している。後任に抜擢(ばってき)されたのは大統領の側近であり、今後、極東の重要プロジェクトは「クレムリンの直轄事業」としてテコ入れを図ることが濃厚。計画には多数の日本企業も乗り出しており、関係筋は「人事は事態が好転する契機になりうる」と指摘する。

 大統領は8月31日、イシャエフ氏を極東発展相と極東連邦管区大統領全権代表の職から解くことを発表。全権代表の後任に、トルトネフ大統領補佐官を副首相兼務で任命した。極東発展相のポストは空白だが、露有力紙は今後、トルトネフ氏が極東地域の責任者となるため、「大臣に誰が就くかは重要ではない」と伝える。

 イシャエフ氏は1991年にハバロフスク州知事に就任。ソ連崩壊後の混乱を治め、地方経済を軌道に乗せるなど権勢をふるってきた。4年前に全権代表に昇格してからは対日交渉役として、日本との関係を深めた。プーチン大統領は昨年5月、極東発展省を新設するにあたり、イシャエフ氏を初代大臣に重用した。

 極東シベリア開発は、ロシアの経済成長を促進する重要国家戦略に位置づけられる。プーチン政権は今年3月、鉄道や港湾などの輸送インフラを整備して、日本や中国などのアジア諸国との貿易拡大を図ろうと、25年までの開発プロジェクトに総額約3・8兆ルーブル(約11兆3千億円)の連邦予算を投じることを決定した。

 しかし、イシャエフ氏の運営方法は「機能していない」などと内外から批判が高まっていた。連邦予算の更なる投入を重んじるイシャエフ氏と、民間投資拡大を図り、計画を推進しようとするプーチン氏側近が対立。結果、プロジェクトの遅れも目立つようになった。関係筋は「極東発展省にはハバロフスクの役人が多く、イシャエフ氏はウラジオストクなど他の地域ににらみをきかせられなかった」とも指摘する。

 今年に入り、イシャエフ氏が中央に挙げる提案はほぼ聞き入れられなくなり、イシャエフ氏自身、辞任を申し出ていたという。

 ハバロフスク周辺では8月後半からアムール川が氾濫、水害が広がっており、トルトネフ新全権代表はまず先に、洪水対策とこの地域の復興支援に取り組むことになりそうだ。


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