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国際政治・世界事情

6802チバQ:2013/08/30(金) 21:19:34
http://mainichi.jp/select/news/20130830k0000e030205000c.html

シリア攻撃:英下院が否決 米、単独行動も

毎日新聞 2013年08月30日 11時15分(最終更新 08月30日 12時29分)


 【ロンドン小倉孝保、ワシントン白戸圭一】英下院(定数650)は29日夜(日本時間30日朝)、内戦が続くシリアのアサド政権による化学兵器使用疑惑への対処で政権側軍事施設などの攻撃を容認する英政府提出の動議を、反対285、賛成272で否決した。与党議員も反対票を投じた。これを受け、キャメロン首相は「議会に従う」と明言、ハモンド国防相も攻撃参加を否定した。米国ではオバマ政権高官が議会幹部に軍事行動計画を説明し、ロイター通信によると「アサド政権の化学兵器使用には疑いがない」と伝達。米主要メディアによると政府高官は「単独攻撃もあり得る」と述べた。

 主戦論を主導していた英国が攻撃を断念したことで、米国が対シリア軍事行動の前面に立つ公算が大きくなった。

 英政府の動議は、アサド政権が21日に化学兵器を使用したと断定。シリア国民の保護と化学兵器の使用阻止を目的に「適法で適切」な軍事行動が必要になると述べていた。

 これに対し野党労働党は▽シリア政府が化学兵器を使用した説得力ある証拠の提示▽化学兵器使用疑惑の国連調査団の調査結果を基に国連安全保障理事会が協議・投票−−などの修正を要求した。

 キャメロン首相は否決を受け「国民の見解を反映する英国議会の軍事行動不支持は明白だ。政府はこれに従い行動する」と述べた。

 ハモンド国防相はBBC放送に対し英国軍の対シリア攻撃不参加を明言。「(米国は)攻撃をやめないだろう」とも述べた。

 一方、オバマ米政権は29日、アサド政権による化学兵器使用の証拠と対シリア軍事行動計画を、閉会中の連邦議会の幹部ら26人を対象に約1時間半にわたる電話協議で説明。ケリー国務長官、ヘーゲル国防長官、クラッパー国家情報長官らが参加し、アサド政権側による使用に「疑いはない」と述べた。米CNNテレビによると、米情報機関は先週、化学兵器攻撃後のシリア軍最高幹部らの交信を傍受している。オバマ政権は週内に証拠を公表し軍事攻撃への理解を求める構えだ。

 英国の攻撃参加断念について、ホワイトハウスのアーネスト副報道官は29日、「大統領は米国の国益に基づき適切な対応を決断する」と述べ米国の単独攻撃もありうると示唆した。野党共和党のベイナー下院議長は攻撃に関し「議会との更なる協議と米国民への説明が必要」と述べた。


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