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国際政治・世界事情

680千葉9区:2009/06/17(水) 23:14:29
http://www.asahi.com/international/update/0617/TKY200906160349.html
イラン当局、大統領選やり直し拒否 騒乱が全土に拡大(1/2ページ)
2009年6月17日1時50分
 【テヘラン=平田篤央】イラン大統領選で保守派のアフマディネジャド大統領が「圧勝」した結果に、改革派が不正があったとして抗議を続けていることを受け、選挙を監督する護憲評議会は16日、一部の票の再集計には応じる姿勢を見せた。だが、改革派が求めていた選挙のやり直しは拒否した。

 改革派は納得せず、大規模集会を続けて圧力をかける構えだが、政府は改革派幹部を逮捕するなど妥協しない姿勢を明確にしている。騒乱は中部イスファハンや北西部タブリーズ、南部シラーズなど全土に広がっており、収束の見通しは立っていない。イランの体制は79年のイスラム革命以来、最大の危機に直面している。

 護憲評議会の報道官は16日の会見で「再投票は考えていない」と明言。一方で「問題がある投票箱があれば数え直す用意がある」と表明した。

 選挙で敗れた改革派のムサビ元首相の支持者は「時間稼ぎに過ぎない」として、十数万人を集めた前日に続き、16日午後にもテヘラン中心部で大規模な集会を計画。これに対し、再選されたアフマディネジャド氏の支持派は、改革派の集会に先だって同じ広場に数万人規模の支持者を集めた。政府が組織したとみられる。改革派は場所の変更を余儀なくされた。

 一方、改革派の実力者で元副大統領のアブタヒ師ら改革派幹部数人が16日朝、相次いで逮捕された。アブタヒ師はムサビ氏を支持し、改革派に大きな影響力を持つハタミ元大統領の側近中の側近。改革派の動きを封じ込める狙いがあるとみられる。

 イラン政府は情報統制も強めている。16日に外国報道機関に、街頭取材をすれば取材許可証を無効にすると警告。選挙取材で入国した記者の滞在延長は一切認めていない。改革派が集会の連絡手段としている携帯電話の簡易メールも投票日前後から不通になったままだ。

 一方、国営テレビは15日の改革派の集会近くで起きた争いで7人が死亡したと伝えた。身元や死因などは明らかにされていない。

 13日の開票結果を巡っては、最高指導者のハメネイ師がその日のうちに「結果を認めて再選された大統領を支えるように」と国民に求めた。しかし、ムサビ氏は選挙の無効を求めて評議会に異議を申し立て、ハメネイ師も「十分な検討」を約束していた。

 イランの体制は「イスラム法学者による統治」を柱としており、最高指導者は大きな権限を持っている。しかし、大衆行動で示された国民の「不満」を力で押しつぶせば国際社会の反発は大きい。逆に妥協すれば、選挙結果をいったんは「公認」しただけに権威に大きな傷がつくことになる。ハメネイ師は19日の金曜礼拝で、選挙後初めて国民の前に姿を見せる予定だ。


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