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国際政治・世界事情

6786チバQ:2013/08/22(木) 22:22:55
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2013082202000130.html
ドイツ総選挙まで1カ月 連立枠組み焦点
2013年8月22日 朝刊


 【ベルリン=宮本隆彦】ドイツの総選挙となる連邦議会(下院)選挙は九月二十二日に投開票される。メルケル首相(59)の高い人気を背景に保守の与党会派、キリスト教民主・社会同盟の比較第一党は揺るぎそうもない。ただ現状の支持率でみる限り、連立相手を加えても獲得議席は過半数に届かず、選挙後に大幅な連立の組み替えが起きる可能性がある。

 世論調査機関フォルザが八月十四日に発表した政党支持率では、同盟は40%で安定。メルケル氏が欧州債務(借金)危機で見せた堅実な手腕が評価されている。

 問題は連立する中道リベラルの自由民主党の不振。前回総選挙は15%近い得票率だったが、現在の支持率は5%。現行の連立政権の枠組みでは過半数獲得が厳しい情勢だ。

 一方、最大野党の社会民主党も支持率23%と伸び悩む。90年連合・緑の党と連立して政権奪取を目指すが、両党を合わせても過半数には届かない。

 このため第一党の同盟を軸に、さまざまな連立の組み替えが想定される。最有力は二〇〇五〜〇九年の第一次メルケル政権と同様に、同盟と社民党が手を結ぶ「大連立」。メルケル氏は十七日付の独紙フランクフルター・アルゲマイネのインタビューで「私が大連立は絶対ないと言っても、誰も信用しないだろう」と述べ、可能性を否定しなかった。

 ただ社民党には前回の大連立で政策的な妥協を重ねた結果、支持者離れを招いたとの思いが色濃く「大連立は常に大きな過ちだ」と警戒感が強い。

 大連立が不調な場合、保守の同盟と環境政党の緑の党による連立の目が出てくる。従来ならば考えられなかった組み合わせだが、東京電力福島第一原発事故を機にメルケル政権が脱原発に急旋回したことで現実味が出てきた。

 仮に連立相手が変わっても、債務危機に対するドイツの姿勢に大きな変化はないとみられる。主要政党がユーロ維持で一致しているためだ。反ユーロを掲げて初の国政選挙に臨む「ドイツのための選択肢」の支持率は2〜3%で低迷している。

 <ドイツ総選挙> 連邦議会の基本定数は598。任期4年。有権者は小選挙区と比例代表に1票ずつ投票する。まず比例代表の得票率に応じて全議席を各政党に配分。各党の配分数から299ある小選挙区での各党の当選者を差し引き、比例代表の議席とする。小選挙区の当選者が比例代表の配分議席を上回った場合は超過議席として認める。小政党の分立を防ぐため、比例代表で投票総数の5%以上を得るか、小選挙区で3人以上の当選者を出さないと、比例代表の議席は配分されない。


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