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国際政治・世界事情

6780チバQ:2013/08/19(月) 22:24:18
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130819/mds13081921030006-n1.htm
エジプト混迷 欧米諸国に手詰まり感
2013.8.19 20:58 (1/2ページ)

18日、エジプトの首都カイロ近郊のギザで、抗議するモルシ派の人々(ロイター)
 【カイロ=宮下日出男】エジプト情勢の混迷打開に向けた欧米諸国に手詰まり感が強まってきた。支援中止などでモルシー前大統領派への強硬姿勢を続ける暫定政権の軟化を引きだそうとしているが、欧米の批判を「外国の干渉」とみる暫定政権側に譲歩する気配はみられない。湾岸諸国による巨額支援が暫定政権の強気な姿勢を後押ししていることもあり、欧米は有効策を見いだせない状況だ。

 ドイツのメルケル首相は18日、「エジプトで現在起きていることを非常に懐疑的に見ている」と述べ、大量の死者を出した暫定政権を批判した。欧州連合(EU)は19日にブリュッセルで大使級会合を開き、エジプト情勢の対処について協議する。近く緊急の外相理事会も開く予定で、昨年11月に表明した約50億ユーロ(約6500億円)の融資などの支援停止の可否などが話し合われるとみられる。

 米国もすでにエジプトとの合同軍事演習を見送り、今後は13億ドル(約1300億円)の軍事支援を停止するかが焦点となっている。

 欧米にとって海上交通の要衝であるスエズ運河を抱え、イスラエルと平和条約を結ぶエジプトは重要で、良好な関係を維持したいところ。だが、多くの犠牲が出る事態は放置できず、仲介も失敗した後では、歯止めをかけるために圧力を加えざるを得ない。

 一方、暫定政権は「エジプトの治安に関しては主権により決定する」(ファハミー外相)と、欧米の批判をはねつける。モルシー派の一部による行政施設襲撃が相次ぎ、警官の犠牲者も増える中、モルシー派の取り締まりは「テロとの戦い」という認識だ。

 もっとも、暫定政権を支持するサウジアラビアなど湾岸諸国が120億ドル(約1兆2千億円)の支援を約束する中、欧米の支援停止の影響は限定的とみられる。中東外交の腰が定まらない米国の威信も低下している。暫定政権側は「(欧米の)支援がどれだけエジプトの利益にかなうか検討する」(同外相)との態度で、欧米は過度に強い態度に出られないと踏んでもいるようだ。

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