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国際政治・世界事情

6765チバQ:2013/08/16(金) 21:07:01
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130816/erp13081607000002-n1.htm
【海外事件簿】
同性愛者に人権なし?ロシアの実態 
2013.8.16 07:00 (1/2ページ)[海外事件簿]
7月31日、米ニューヨークのロシア領事館前で、同性愛者に対するロシア政府の姿勢に抗議しロシア産ウオツカを捨てるパフォーマンスを見せる人々(AP)
7月31日、米ニューヨークのロシア領事館前で、同性愛者に対するロシア政府の姿勢に抗議しロシア産ウオツカを捨てるパフォーマンスを見せる人々(AP)
 ロシアで同性愛者への抑圧が顕在化しつつある。ロシアの捜査委員会は今月、著名な同性愛活動家への捜査を開始。嫌疑は、ネット上で同性愛に批判的な議員らを“侮辱”したというものだ。ロシアでは7月、未成年への同性愛の宣伝を禁ずる新法が発効されているが、同性愛者の人権が守られない事態が早くも懸念されつつある。(黒川信雄)

 「霊柩車の中で働かせれば、同性愛の宣伝なんかできなくなるわ」

 ロシア与党「統一ロシア」のエレーナ・ミズーリナ下院議員は、露紙イズベスチヤにそう語り、ロシアの著名同性愛活動家のニコライ・アレクセーエフ氏に“厳罰”を求めた。

 問題とされたのは、アレクセーエフ氏が6月15日、ツイッター上に投稿したコメントだという。同日、アレクセーエフ氏はミズーリナ議員に対し「彼女のために汚いカネを集めるにはどうしたらよいか」とフォロワーに“提案”するなど、ミズーリナ議員への中傷とも受け取れる投稿をしていた。

 英字紙モスクワ・タイムズなどによると、ロシアではマスメディアなどを通じ議員を中傷、侮辱することが法律で禁止されている。同氏のコメントが、どこまで同法の対象となるかは不透明だが、捜査当局はアレクセーエフ氏のほか、複数の人物に対し捜査を開始したという。有罪になれば、100万ルーブル(約300万円)の罰金か、200時間の矯正のための労働を課せられる。アレクセーエフ氏は現在国外におり、12日以降に出頭する予定だ。

 ただアレクセーエフ氏は「彼ら(ミズーリナ議員ら)は同性愛関連法案で何百万もの人々を攻撃しているではないか。私はただ、自信の考えを公に述べただけだ」と真っ向から反発している。一方のミズーリナ議員は、「私自身は怒ってはいないが、今後同様の事態に仲間の議員が巻き込まれないために訴訟を提起した」などと、不可解な言動を行っている。

 ミズーリナ議員は同性愛の宣伝を禁ずる法律の成立に向け主導的な役割を果たした人物といわれる。一方のアレクセーエフ氏は同性愛者らの人権擁護を訴える国際組織のロシア代表などを務めており、同法に対しても強く反発していた。

 ロシアでは、同性愛の宣伝を禁ずる法律のほか、信仰心を侮辱することを禁ずる法律などが発効するなど、適用を間違えれば人権を抑圧しかねない法律が相次ぎ導入されている。議員への批判を理由にアレクセーエフ氏が有罪になれば、ロシアでの言論の自由や人権をめぐる問題が、改めて国際的な注目を集めそうだ。

 一方、ミズーリナ議員の活動に対しては、同性愛者への人権を侵害しているとの懸念が早くも海外で持ち上がっている。報道によると、米国では彼女の入国を禁ずるなどの制裁法の対象に加えるべきとの意見が浮上しているという。


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