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国際政治・世界事情

6760チバQ:2013/08/15(木) 23:48:54
http://mainichi.jp/select/news/20130816k0000m030060000c.html
エジプト:モスク焼け、テント跡形なく…強制排除一夜明け
毎日新聞 2013年08月15日 21時24分(最終更新 08月15日 21時26分)


エジプトの首都カイロ北東部で、ムスリム同胞団の集会の強制排除で使用されたゴム弾の束を持つ近隣住民=2013年8月15日午前9時41分秋山信一撮影
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エジプトの首都カイロ北東部で、ムスリム同胞団の集会拠点となっていたラバ・アダウィーヤ・モスク。強制排除後にモスクは炎上し、一夜明けても煙がくすぶっていた=2013年8月15日、秋山信一撮影
写真特集へ 【カイロ秋山信一】軍事クーデターでモルシ氏が大統領を解任されたエジプトで、モルシ氏の出身母体・イスラム組織ムスリム同胞団の抗議集会を治安部隊が強制排除して一夜明けた15日、カイロ北東部にある集会場では拠点のモスクが焼け焦げ、数百あったテントは跡形もなくなっていた。1カ月半の間、クーデターへの怒りを訴える人々で満ちていた現場は、200人を超える犠牲者を出した惨劇の跡地に変わり果てていた。

 煙とごみの異臭が鼻をつく。集会場の入り口には、同胞団の自警団に代わり兵士らの姿があった。デモ隊が寝泊まりしたテントは全て取り壊され、作業員らが幅約30メートルの道路を清掃中だ。モルシ氏のポスターも破り捨てられていた。近所の女性会社員、モナ・ムハンマドさん(31)は「やっと安心して買い物にも行ける。怖くて外出を控えていた」。

 同胞団の拠点ラバ・アダウィーヤ・モスクは、廃虚だった。強制排除が終わった14日午後9時ごろから約5時間炎上。「同胞団が放火した」「治安部隊の攻撃のためだ」と住民らの証言は食い違う。

 住民らによると、排除開始後は死傷者が多すぎて隣接する仮設病院に収容しきれず、モスク内の記者会見場にまで運び込まれた。床には大きな血痕が残り、医薬品が散乱する。

 モスク近くでサマ・アブドルラヒーム医師(39)がむせび泣いた。「昨日、なぜここに来られなかったのか」

 集会が始まった6月28日以降、病院に日参。日中は断食が求められ体力的に厳しいイスラム教で最も神聖な月ラマダン中も参加者は減らず「正しいのは我々だ」と思った。排除の一報で駆けつけたが治安部隊に阻止された。「学生や女性もたくさん死んだ。これは犯罪だ」。兵士の視線も気にせず声を上げる。

 「やっと来てくれたよ」。近くのマンションに住むアブレラ・アスワニさん(32)は、治安部隊による強制排除を喜んでいた。同胞団と治安部隊の衝突を懸念し、7月以降、避難する住民が続出していたという。モスクが焼け、多数の犠牲者が出たことには「エジプト人のイスラム教徒同士が争うのは悲しい」と声を落とした。アスワニさんは「早く普通の生活がしたい」と力を込めた。

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