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国際政治・世界事情

6613チバQ:2013/07/06(土) 11:51:19
http://mainichi.jp/select/news/20130706k0000e030164000c.html

エジプト:前大統領支持派へ 政府が情報統制 懸念強まる

毎日新聞 2013年07月06日 11時25分


 【カイロ宮川裕章】エジプトの軍事クーデターとモルシ前大統領反対派デモ勢力の拡大で、モルシ氏支持派への情報統制の懸念が強まっている。モルシ氏に近いテレビ局などが相次いで閉鎖され、人権団体などから批判の声が上がっている。

 モルシ前大統領の出身母体である穏健派イスラム原理主義組織「ムスリム同胞団」系のテレビ局「エジプト25」など6局は、シシ国防相がモルシ氏の大統領解任を発表した3日夜、政府当局によって閉鎖された。

 6局を含むテレビ60局が入居するカイロ近郊ギザ市の複合施設「エジプト・メディア製作センター」で勤務する男性は毎日新聞の取材に、「声明直後に警察が来て関係者を集めて事情聴取し、一部を拘束して警察施設に連行した」と語った。

 また同胞団系の新聞社「自由公正」も発行を停止している。同新聞社が入居したビルの管理人によると、関係者は先月29日にビルを退去した。その後、無人の編集室のドアを壊してモルシ氏支持派のデモ隊が30日と今月1日に乱入したという。

 モルシ氏支持派からは、主張がメディアに取り上げられていないとの不満が出ている。「エジプト人権イニシアチブ」など人権団体7組織は5日、テレビ局の閉鎖を批判する共同声明を発表。「政府当局は報道の自由の原則を守らなければならない」と放送再開を求めた。

 ピレイ国連人権高等弁務官は5日の声明で、エジプトでの人権尊重を呼びかけるとともに、発言や集会の自由の平和的行使を訴えた。


http://mainichi.jp/select/news/20130706k0000e030167000c.html

エジプト:同胞団デモ 最高指導者演説で軍圧力に対抗姿勢

毎日新聞 2013年07月06日 11時38分


 【カイロ宮川裕章】「自由を取り戻そう」。穏健派イスラム原理主義組織・ムスリム同胞団の最高指導者バディア氏の呼びかけに、数万の支持者が熱狂した。5日夕(日本時間6日未明)、エジプトの首都カイロ中心部のラバ・アダウィーヤ・モスク前広場。同胞団出身のモルシ前大統領は3日のクーデターで排除されたが、強まる軍の圧力に対抗する姿勢を打ち出した最高指導者に、群衆は大歓声をあげた。

 一時、軍が拘束した情報もあった最高指導者バディア氏が演壇上に姿を見せ、言葉を発するごとに、広場を埋め尽くした人々はエジプト国旗とモルシ氏の顔写真を揺らした。バディア氏は「ここに集まったこと自体が勝利だ。モルシは国民全体の大統領だ。大統領復帰までデモを続けよう」と訴えた。

 集会は、クーデターに抗議する同胞団のデモ隊に向けた発砲で、6人が死亡した直後に開かれた。バディア氏は「軍は国民に銃を向けてはいけない」と発砲を軍の責任として批判したうえで、「平和的なデモは軍の銃弾より強い」と、武力で対抗しないよう支持者に訴えた。

 集会に参加した女性医師、ナリメン・アブドアルサラムさん(29)は「演説でみんなが勇気づけられた。モルシ氏反対派は、軍によるクーデターのような形ではなく、正々堂々と選挙で政権を目指すべきだ。そうしないと民主選挙を実現した2年前の革命の意味がない」と語った。

 技師のアブドアルヘーレコさん(39)は「この混乱を解決するには、軍がクーデターを停止して対話するしかない」と訴えた。

 バディア氏は、3日以降、軍に拘束されていたとの情報もあった。だが同胞団のスポークスマンは5日、この情報を否定した。


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