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国際政治・世界事情

6610チバQ:2013/07/06(土) 00:48:22
http://mainichi.jp/select/news/20130705k0000e030176000c.html

エジプト:モルシ氏亡命拒否 政府系紙がクーデター内幕

毎日新聞 2013年07月05日 11時22分(最終更新 07月05日 13時47分)




エジプトの首都カイロにある最高憲法裁判所前で、マンスール氏の暫定大統領就任を喜ぶ反モルシ派の人々=2013年7月4日、AP

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 【カイロ秋山信一】エジプトの政府系紙アルアハラムなど地元メディアは4日、軍がモルシ大統領に退陣を突き付けた1日から2日間の軍事クーデターの内幕を詳報した。軍はモルシ氏にトルコなど海外への亡命を勧めたが、モルシ氏は拒否したという。報道を基にクーデターの軌跡を再現した。

 「自ら辞任するなら訴追を免じる。トルコかリビアなど他国へ出国しろ」

 シシ国防相は3日、大統領解任の演説をする数時間前、大統領の親衛隊「共和国防衛隊」本部で、自らモルシ氏に権力放棄を迫った。

 「ノー」。モルシ氏はかたくなに拒絶した。軍はモルシ氏の身柄を拘束、1年あまりで大統領を追われ、とらわれの身となった。共和国防衛隊員も、軍に連行されるモルシ氏を黙って見守るしかなかった。

 反モルシデモの参加者が数十万人に膨れ上がる中、国防相は1日、モルシ氏に最後通告を突き付けた。

 「3日夕までの48時間以内にモルシ政権と反モルシ派の対立が解消しなければ、軍が改革のためのロードマップ(行程表)を提示する」

 この時点では、軍による政治介入の詳細は明らかではなかった。

 2日午後9時半、軍が構想するロードマップの詳細を報道で知ったモルシ氏は激怒した。内容がクーデターの決行だったからだ。

 モルシ氏は2日午後11時40分、急きょ国営テレビを通じ国民向けに演説した。「暫定内閣」の設置を野党に呼びかける一方、「政権の正統性を守るためなら戦う覚悟がある」と述べ、軍に強硬姿勢を示した。勇ましい言葉とは裏腹に、疲れた表情で、右目は頻繁にまばたきを繰り返していた。

 軍はモルシ氏の演説を「軍に対する挑戦」と判断。モルシ氏が何らかの実力行使に踏み切る可能性があるとみて、翌3日午前2時ごろ、交流サイト「フェイスブック」で「テロリストや過激派勢力から国民を守るため血を流す覚悟がある」と対抗する書き込みをした。

 独立系紙アルシュルークによると、モルシ氏は、水面下で軍の懐柔に乗り出していた。モルシ氏は反発を強める軍に対し、国防相の権限強化を申し出たが、軍は拒否。シシ国防相は期限を迎えた3日夜、大統領の解任を発表した。


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