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国際政治・世界事情

6606チバQ:2013/07/06(土) 00:36:40
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130705/mds13070500120002-n1.htm
【エジプト軍クーデター】
弾圧されるムスリム同胞団 サイトに「国民は恩知らず」
2013.7.5 00:11 (1/2ページ)[紛争・クーデター]

警戒する警察機動隊の前でモルシ氏支持を訴えるムスリム同胞団メンバーら=4日、カイロ(ロイター)
 【カイロ=大内清】エジプト軍によるクーデターで、同国最大のイスラム原理主義組織ムスリム同胞団は民心をつなぎ留められず、選挙で得た「力」を喪失した。今後は当局による団員摘発が加速するとみられ、同胞団は、大弾圧を受けた1950年代以来の打撃を受ける可能性がある。一部の強硬派による暴発への懸念も根強い。

 「エジプト国民は恩知らずのばかだ」−。インターネットの同胞団系サイトには4日、団員らの怨嗟(えんさ)の声が渦巻いていた。

 草の根の慈善事業を展開する同胞団は、2011年の政変以降、各種選挙で大っぴらに団員を大量動員して貧困層に食料品などを配布。同時に、対立する世俗派勢力を「非イスラム的」と断じ、イスラム教の価値観を重んじる庶民層を取り込んできた。識字率が6割程度にとどまるとされる同国では、有効な戦術だった。

 だが、政権に就き経済運営の責任を問われる立場になると、貧困層の不満は同胞団に向いた。デモ発生後、モルシー氏は自身の「正統性」を繰り返し強調したが、政策論より貧困層のニーズをくすぐり利用する手法をとってきた同胞団への支持は戻らなかった。

 エジプトでは今、治安当局が同胞団幹部らの逮捕を進めている。追及が一般団員にも向くかは不明だが、大きな打撃となるのは間違いない。

 同胞団は1954年、それまで協力関係にあったナセル首相(後に大統領)と対立。団員が起こしたとされるナセル暗殺未遂事件を機に非合法化されて当局の徹底弾圧を受け、幹部は軒並み投獄された。再建が進んだのは、体制内の権力闘争を有利に進めようとイスラム勢力に接近したサダト元大統領が、幹部らの釈放を進めた70年代になってからだ。

 同胞団の前副団長で現在は組織を離れているムハンマド・ハビーブ氏は「軍を敵に回した以上、同じことが起きても不思議はない」と語る。

 一方で、モルシー政権下で存在感を強めたかつての過激派組織「イスラム集団」などは、今回のクーデターを「イスラムに対する攻撃だ」と非難、過激派が拠点とする東部シナイ半島では4日、軍キャンプへの襲撃も発生したもようだ。こうした勢力と同胞団の一部が結び付く可能性もあり、治安状況は予断を許さない。


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