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国際政治・世界事情
66
:
とはずがたり
:2005/08/04(木) 17:36:15
モーリタニアで軍部がクーデター、全権掌握を宣言
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050804-00000782-reu-int
[ヌアクショット 3日 ロイター] アフリカ北西部モーリタニアで3日、軍部が全権を掌握し、タヤ大統領の「全体主義」統治を終結させたと宣言した。軍事評議会が最長2年間同国を統治するとしている。
首都ヌアクショットでは、20年以上同国を支配してきたたタヤ政権を打倒した軍事クーデターを喜ぶ市民が市内に繰り出し、気勢を上げている。
市民の1人は「ここには民主主義がなかった。われわれは独裁主義から解放された」と述べた。
ただ、アフリカ同盟(AU)と国連のアナン事務総長は武力による政権奪取を非難する姿勢を示している。
来年から石油の採掘を開始するモーリタニアはここ数年、クーデター未遂など騒乱が相次ぎ、政情が安定していなかった。
1984年に政権の座に就いたタヤ大統領は、90年代に支援先をフセイン旧イラク政権からイスラエルと米国に変更したことで、国内アラブ人から反発を買っていた。
タヤ大統領は、ファハド・サウジアラビア前国王の葬儀出席のためサウジを訪問していたが、軍部の動きを受け帰国できずナイジェリアのニジェールに到着していた。
(ロイター) - 8月4日10時7分更新
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