したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

国際政治・世界事情

6551チバQ:2013/06/27(木) 22:57:58
http://mainichi.jp/select/news/20130628k0000m030054000c.html
トルコ:デモ発生から1カ月 事態収束のめど立たず
毎日新聞 2013年06月27日 20時33分

 【エルサレム大治朋子】トルコの最大都市イスタンブールで始まった大規模デモは27日で丸1カ月を迎える。26日未明には1000人以上が参加する抗議運動が行われるなど、事態収束のめどは立っていない。一連のデモは来年3月に行われる統一地方選挙で与党、公正発展党(AKP)に打撃を与えるとの指摘もあるが、AKPのエロル・アダイルマス外交部副議長は毎日新聞の電話インタビューに対し、「むしろ前向きな影響を与える」と強い自信を示した。

 トルコの「人権協会」(本部・アンカラ)は25日、一連のデモには延べ250万人が参加し、4900人が警官隊に拘束されたほか、警官隊との衝突で約4000人が負傷したと発表した。

 エルドアン首相率いるAKPは穏健なイスラム主義と民主主義を掲げ、2002年から3期連続の単独政権を実現している。だが、デモ後に行われた世論調査の中には、支持率の低下を示すものもある。

 これについてアダイルマス氏は、デモの中心的な役割を果たした若者を「利用した勢力がある」と指摘。野党関係者や従来の反政府勢力が後発的に便乗し、火炎瓶や石を投げて店や公的施設を破壊したため、「デモにネガティブな印象を抱いている人は多い」と反論した。一方、デモ参加者の一部が地方選挙に候補者擁立の動きを見せていることについては「破壊行為をするよりよほど建設的だ。選挙で争い、民意を問いたい」と歓迎した。

 今回のデモ拡大の背景には、エルドアン氏が14年の大統領選に出馬し、勝利してさらに権力の集中が進むのではないかとの強い懸念がある。軍部が1982年に制定した現在の憲法について、AKPを中心に議会で新憲法の制定準備が進められているが、「大統領の権限を大幅に拡大する内容」だ。エルドアン氏の「就任に向けた下準備」との批判もある。

 これについてアダイルマス氏は、「現行憲法は、首相に大きな権力を与えている。新憲法は、こうした権限を大統領や議会に分散し、より力のバランスの取れたシステムを作るのが狙いだ」と強調。トルコの民主化には欠かせない法整備だとの見解を示した。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板