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国際政治・世界事情

6547チバQ:2013/06/27(木) 22:39:26
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130627/asi13062720160001-n1.htm
アフガン和平交渉仕切り直し 米の思惑見透かすタリバン 
2013.6.27 20:13 (1/2ページ)

25日、カブールのアフガニスタン大統領府付近から上がる煙を背に、警備にあたる治安部隊の隊員(AP)
 【ニューデリー=岩田智雄】アフガニスタンのイスラム原理主義勢力タリバンとの和平交渉で米側代表を務めるアフガン・パキスタン特別代表のドビンズ氏が、訪問先のインドから交渉が行われる予定だったカタールのドーハに向かわず、米国にいったん帰国することになった。米国務省のベントレル報道部長が26日の記者会見で明らかにした。協議は仕切り直しになり、和平交渉を早期に実現させたい米国はタリバンに硬軟両様で翻弄された形になった。

 タリバンは18日にドーハに事務所を開設し、米国との初の正式な和平交渉を行い、アフガン政府との協議にも応じる意向を示していた。しかし事務所の名称にタリバンがアフガン統治時代に使っていた国名が使われていたことにカルザイ大統領が「約束と違う」と反発し、交渉開始は延期された。ドーハ入りしていたドビンズ氏は交渉延期後、アフガン、パキスタン、インドを訪問し、今後の対応を関係者と協議していた。

 一方、タリバン・カタール事務所の広報担当者はホームページ上で、和平協議は米国との捕虜交換が重大な議題になると明らかにし、米国にオリーブの枝をちらつかせている。

 米国はタリバンに捕らえられている米兵捕虜と米軍グアンタナモ基地(キューバ)に拘束している5人のタリバン幹部の交換を目指している。また、来年末までの国際治安支援部隊(ISAF)のアフガン撤退を見据え、タリバンとの和平の糸口をつかもうとしており、交渉を急ぐ必要がないタリバンは米側の思惑を見透かし、最大限に利用しようとしているとみられる。

 タリバンは25日にはアフガンの首都カブールにある大統領府付近でテロを行い、27日未明には西部ヘラート州で警官5人を殺害した。カタール事務所開設後も、暴力でも米、アフガン政府に圧力をかけている。

 ドビンズ氏は27日、ニューデリーでPTI通信に、「タリバンは米国が圧力に屈して後退していくとの印象を与え続けたいと考えている」と警戒心をあらわにし、早期のテロ停止はないとの見通しを示した。


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