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国際政治・世界事情

6514チバQ:2013/06/23(日) 09:27:19
http://mainichi.jp/select/news/20130622dde018030052000c.html
シリア:欧州の若者参戦 ネット通じ原理主義に共感 テロ逆輸入の恐れ
毎日新聞 2013年06月22日 東京夕刊

 【ベルリン篠田航一、ローマ福島良典】シリアのアサド政権と戦う反体制派を支援するため、欧州からシリアに渡る若者が続出している。こうした若者が現地でテロの技術を習得し、帰国後に欧州の治安を脅かす「テロ逆輸入」の可能性も指摘されており、ドイツ政府などが警戒を強めている。

 ドイツのフリードリヒ内相は独紙フランクフルター・アルゲマイネのインタビューで、「ドイツから少なくとも50人がシリアに入国し、戦っている。他の欧州諸国も同様かそれ以上の数だ」と述べ、多くの欧州の若者が戦闘に参加している実態を明かした。

 イタリアのANSA通信も18日、在イタリア・アラブ人団体の話として、約40〜50人のイタリア人イスラム教徒がシリアに渡り、反体制派に合流してアサド政権との戦闘に参加している可能性があると伝えた。イタリア人は主にシリア北部で活動し、女性の戦闘員も1人いるという。

 ◇イスラムに改宗
 シリアでは最近、キリスト教からイスラム教に改宗したイタリア北部ジェノバ出身の青年がアサド政権軍との戦闘で死亡した。

 こうした若者の大半は、インターネットなどを通じてイスラム原理主義の一派「サラフィ主義」への共感を強め、キリスト教からの改宗者も多いという。フリードリヒ独内相は、彼らが「相当の決意」を持って現地入りしているため、「シリアで覚えた殺人技術を、欧州に戻って実行する恐れもある」と述べ、欧州諸国間でこうした渡航者について緊密に情報共有する重要性を訴えた。

 ◇14カ国から600人
 英キングスカレッジ・ロンドン過激思想研究国際センター(ICSR)の報告書によると、2011年以降、シリアで戦闘に参加した欧州出身者は、ドイツのほか英国、オランダ、フランス、ベルギーなど14カ国から最大で計600人に上るとみられ、全外国人戦闘員の1割を占めるという。推計では最多が英国の134人で、オランダの107人が続く。イスラム教徒が多いアルバニアやコソボの出身者もいるという。

 反体制派にも複数のグループや思想があるため、全ての欧州出身者が国際テロ組織アルカイダなどの過激思想に染まっているわけではないという。だが報告書は、「多くの場合、現地で戦闘員と接触することで、過激思想を身に着けていく」と指摘している。


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