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国際政治・世界事情

6497チバQ:2013/06/20(木) 22:36:22
http://mainichi.jp/select/news/20130620k0000e030215000c.html
トルコ:デモ対策にアメとムチ 催涙ガス追加、公園に植樹
毎日新聞 2013年06月20日 11時41分(最終更新 06月20日 11時44分)


デモの中心地となったゲジ公園には、大量の芝生や樹木、草花が搬入され、植え込み作業が続いている=トルコ最大の都市イスタンブール中心部で2013年6月18日、大治朋子撮影
拡大写真 【イスタンブール大治朋子】トルコの最大都市イスタンブール中心部で始まった大規模デモは20日で丸3週間を迎えた。タクシム広場では沈黙して立つだけの「無言の抗議」が続くなか、エルドアン政権は新たな大規模デモに備えて、催涙ガスのカートリッジ10万本の追加購入を決定。一方で、デモの発端となったゲジ公園の自然保護に関し、18日から木や草花を大量に植えるなど「公園緑化」を始めており、硬軟織り交ぜての対応を進めている。

 地元メディアによると、警察は5月31日から全国へと拡大した大規模デモへの対応で、今年度用に通常配備した催涙ガスのカートリッジ15万本のうち13万本を使い、在庫が激減したため新たな配備を行うという。また、放水車60台も新たに購入する方針だ。

 警官隊は、暴力的な行為は見られず座り込みや行進するだけの抗議活動にも催涙ガスや放水を多用しており、内外から「過剰な対応」との批判を受けている。国連人権高等弁務官事務所はトルコ政府に対し、「警察当局による過剰な公権力の行使やその他の深刻な人権侵害の犠牲者に、適切な賠償を行う」よう求めている。

 エルドアン首相は18日、「警察は暴力行為に対し、民主主義と法に基づく範囲内で、見事にかつ極めて辛抱強く対応した」と反発した。ただ、アルンチ副首相は19日、現在も続く「無言の抗議」について、「8時間(などという長時間)立つ必要はない。8分でいいのではないか」と長時間の抗議に疑問を呈しながらも、「暴力的ではなく平和的。非難はしない」と述べ、強制排除は行わない方針を示した。政権として、「立つだけ」は適法で、「シュプレヒコールをあげての行進」などは強制排除の対象となりうるとの線引きを明確にした形だ。

 一方で、政権は18日から、ゲジ公園に芝生を敷き、樹木や草花を植えるなど緑化作業を急ピッチで進めている。抗議活動の発端となった公園の再開発についてエルドアン首相は、差し止め訴訟の判断が出るまで凍結すると表明していた。

 地元メディアが16日に報じた世論調査(6月3〜12日実施、2818人対象)によると、約半数が政権は「抑圧的」になりつつあり、個人のライフスタイルに介入している、と批判的な回答を寄せた。与党の支持率も下降傾向を見せ始めており、政権としては厳しい対応を求める与党支持層に配慮しながら、抗議運動の沈静化を図りたい考えのようだ。


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