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国際政治・世界事情

6478チバQ:2013/06/18(火) 00:30:55
http://mainichi.jp/select/news/20130617ddm007030006000c.html
ナイル川:水争い、激化 上流エチオピア、ダム計画 エジプト大統領「血流す覚悟」
毎日新聞 2013年06月17日 東京朝刊

 【カイロ秋山信一】エチオピアがナイル川上流で計画中のダム建設を巡って、下流域にあるエジプトが「水利権が侵される恐れがある」と反発を強めている。エジプトのモルシ大統領が強硬姿勢を示す中、野党指導者がエチオピアの内政に干渉すべきだと発言したことでさらに騒動が拡大。「ナイルのたまもの」と呼ばれるエジプトにとって、水需要の9割以上を賄うナイルの水利権は死活問題で、川の上下流で対立が続いている。

 「ナイルの一滴を守るためなら血を流す覚悟がある」。今月10日、カイロで開かれた大統領府主催の会合で演説したモルシ大統領はこう強調した。「対話による解決が望ましい」と述べながらも、強硬手段に訴える可能性をちらつかせた。

 問題となっているダムは、スーダン国境に近いエチオピア西部で計画中の「大エチオピア・ルネサンスダム」。発電用ダムで総工費は40億ドル(約4000億円)以上で、2017年の完成を目指している。

 エチオピアは5月下旬にはダム建設に必要な川の迂回(うかい)路の建設を始めた。予定地はナイル川の二つの源流の一つ、青ナイル上流にあたることからダム建設に同意していないエジプトやスーダンは「水量が減る恐れがある」などと反発した。

 モルシ大統領は6月3日、ダム問題を協議するため、野党も含めた政党指導者による会議を招集。その場で、「エチオピアの内政に干渉するため、情報機関の特別チームを送るべきだ」「(エチオピアを攻撃する)戦闘機を購入するという情報を流すことも有効だ」。野党指導者からも過激な提案が相次いだ。

 ところが、この会議はテレビで生中継されていた。大統領側から生中継だと知らされていなかった野党指導者は「本音」をさらしてしまった形で、発言をテレビで知ったエチオピアが反発。AP通信によると、エチオピア政府の報道官は4日、「エチオピアの発展を逆戻りさせようとたくらむエジプト人がいるようだが、そのような計画は決して成功しない」と不快感を示した。エジプト政府は翌5日に「尊敬と友情に基づく関係を続けたい」との声明を発表し、火消しに努めた。


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