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国際政治・世界事情

6467チバQ:2013/06/16(日) 19:11:04
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130616/k10015341901000.html
イラン ロウハニ氏が勝利も課題は山積
6月16日 18時35分イランの大統領選挙は、欧米との関係改善などを訴えたロウハニ氏が勝利し、イランでは歓迎ムードが広がっていますが、国際社会が懸念する核開発問題の解決や、国内での保守強硬派の抵抗など内外に課題が山積しています。

14日に投票が行われたイラン大統領選挙は、改革派や穏健派の支持を受けたロウハニ氏が保守強硬派の候補を抑え、過半数の票を獲得して圧勝しました。
イランでは、現地通貨リアルの価値が上昇しはじめるなど、欧米との関係改善を目指すロウハニ氏ならば経済制裁の緩和を実現できるのではという期待感が広がっています。ただ、イランの国政の実権は最高指導者ハメネイ師が握っており、議会もハメネイ師の影響下にあり、欧米との妥協を拒む保守強硬派が圧倒的な多数を占めています。
このため、ロウハニ氏が欧米との対立の原因となっている核開発問題や対米関係などの重要課題で大きな路線変更を打ち出すのは困難とみられています。
ロウハニ氏は、アフマディネジャド大統領の任期が終わる8月上旬に、次の大統領に就任する予定で、17日に今後の政策方針などについて記者会見することにしていますが、欧米との対立や予想される保守強硬派の抵抗など内外に課題が山積しています。
ロウハニ氏の路線とは
ロウハニ氏は選挙戦で、アフマディネジャド政権の強硬路線を厳しく非難し、制裁によって疲弊した国内経済の立て直しのため、欧米諸国との関係改善に向けた対話路線を示してきました。
核開発問題では、基本的に平和目的のウラン濃縮活動はイランの権利であるとする姿勢に大きな変わりはありません。ただ、ロウハニ氏は、改革派のハタミ政権時代に欧米側との核交渉の責任者を務め、当時、ウラン濃縮活動の停止に合意するなど柔軟な姿勢も見せています。
核開発問題を避けては欧米との関係改善は難しいだけに、今後、交渉を通じて何らかの妥協点を模索する動きが見られるのか注目されます。
アフマディネジャド大統領の終えん
2005年に就任し、8年間にわたって保守強硬派の大統領として欧米との対決路線を鮮明にしてきたアフマディネジャド大統領。豊富なオイルマネーを背景にしたばらまきとも言える経済政策で低所得者層を中心に人気を誇ってきました。
しかし、イスラエルなどに対する強硬発言が国際社会の不信感を招き、平和目的だとして推進した核開発への圧力は、年を追うごとに強まっていきました。
欧米諸国は、去年、イラン経済の生命線とも言える原油の禁輸措置など経済制裁の大幅な強化に踏み切り、イランでは物価が1年余り前と比べて2倍以上に上昇するなど、経済的な混乱が市民生活を直撃しました。
今月に入ってからは、治安機関の監視が厳しいイランでは異例ともいえる数千人規模の反政府デモも起きるなど、国民の不満や閉塞感が高まっていました。
「選挙結果に惑わされない」
イランの核開発問題などを巡り敵対するイスラエルのネタニヤフ首相は16日の閣議で、「イランの核開発を指揮しているのは最高指導者のハメネイ師だ。私たちは選挙結果には惑わされない」と述べ、イランが新たな大統領の下で、歩み寄りをみせることには懐疑的な見方を示しました。
そのうえで、「国際社会は希望的観測を持たず、イランの核開発を阻止するために圧力を弱めてはならない」と述べ、国際社会に対してイランへの制裁などを続けていくよう求めました。


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