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国際政治・世界事情

6460チバQ:2013/06/16(日) 09:06:20
http://mainichi.jp/select/news/20130616k0000m030105000c.html
イラン大統領選:「対話」市民の心つかむ ロウハニ師勝利
毎日新聞 2013年06月16日 01時32分(最終更新 06月16日 01時44分)

 【テヘラン田中龍士】イラン大統領選挙で15日、激戦を制したのは「対話」を信条とする保守穏健派のロウハニ師(64)だった。核開発問題を巡る交渉が停滞し、経済情勢も疲弊するなか、ロウハニ師が発した「欧米との緊張緩和が必要だ」とのメッセージが、閉塞(へいそく)感に包まれた市民の心をつかんだ。

 「プー、プーー!」。15日夜、大統領当選がテレビを通じて発表されるとテヘラン市内で車のクラクションが響き渡った。市民が当選を歓迎した。

 「外交問題を解決してみせる」。ロウハニ師が集会で支援者に再三述べた言葉だ。2003〜05年、最高安全保障委員会事務局長として核交渉の責任者を担い、柔軟な対話路線を推進した実績がある。当初は支援していなかった有権者も「他の候補を見渡すと、彼しかいない」と期待を寄せた。

 イランでは、高学歴の女性が増える一方で、女性の社会進出が進まない。「女性の居場所をつくろう」「もっと自由な社会を。何でも発言できる社会を」

 ロウハニ師の言葉の裏には、現体制下の厳しい社会環境への批判がにじむ。こうした姿勢が、広く支持を集めた。支援を表明した改革派だけでなく、変化を求める一般市民の心もつかんだ。

 保守穏健派の重鎮、ラフサンジャニ元大統領の支援が選挙戦を最後まで後押しした。一方で、1979年の革命後のイランでは保守本流の聖職者で、ラフサンジャニ師のライバルとも言われる最高指導者ハメネイ師との関係も悪くない。

 選挙では、ハメネイ師に近い保守強硬派と激戦を演じたが、新大統領として保守、改革ともにうまく渡り合うかもしれない。英国への留学経験があり、英語、フランス語、アラビア語を使いこなす。重要政策はハメネイ師が方針を決めるイランのなかで、外交関係の前進、自由な社会の実現が期待される。


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