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国際政治・世界事情
6456
:
チバQ
:2013/06/15(土) 22:10:42
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130615/mds13061522010007-n1.htm
【イラン大統領選】
穏健保守派 ロウハニ師優勢
2013.6.15 21:58
14日、テヘランでイラン大統領選の投票を終え、身分証を示すロウハニ師(ロイター)
【イスタンブール=大内清】14日に投票が行われたイラン大統領選は15日、開票が進み、テヘランからの報道によると、中間集計で穏健保守派のロウハニ元最高安全保障委員会事務局長(64)が得票率約51%で大幅にリードしている。開票率は60%前後とみられる。国際的孤立と経済悪化が進んだ、アフマディネジャド政権下での強硬保守派主導の政治からの変化を望む声の表れといえる。第1回投票でロウハニ師が過半数の票を獲得できなければ、21日に上位2候補による決選投票が行われる。
他候補の得票率は、強硬保守派で最高指導者ハメネイ師に近いグループに属するガリバフ・テヘラン市長(51)が約15%、穏健保守派のレザイ元革命防衛隊司令官(58)が約12%、強硬保守派のジャリリ最高安全保障委員会事務局長(47)が約11%などとなっている。
聖職者出身のロウハニ師は、核開発については継続するとしつつも、原油輸出低下や高率のインフレに悩まされている経済を立て直すため、米欧などとの核交渉で柔軟姿勢を示し、制裁緩和を目指すべきだなどと主張。
ラフサンジャニ元大統領やハタミ前大統領ら穏健保守・改革派の重鎮が相次いで支持したことで浮動票も取り込み、有利とみられていたガリバフ氏やジャリリ氏ら強硬保守派候補を猛追していた。
2009年に行われた前回選挙では、再選したアフマディネジャド大統領陣営による不正を指摘する改革派が大規模な抗議デモを展開し、流血の事態に発展した。だが今回は、立候補した6人が14日夜、共同声明で最終結果発表前に集会を開くことなどを戒めており、大きな混乱は起きていないもようだ。
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