したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

国際政治・世界事情

6447名無しさん:2013/06/15(土) 11:00:08
http://mainichi.jp/select/news/20130615ddm007030028000c.html
選択:イラン大統領選 経済改善に期待強く 投票の男性「まったく仕事ない」
毎日新聞 2013年06月15日 東京朝刊

 【テヘラン田中龍士】イラン大統領選挙の投票が14日行われた。保守系6候補のうち、過半数に達する候補者は出ないとみられ、上位2人による決選投票となる公算が大きくなっている。投票を終えた有権者は、経済の改善を求める人が圧倒的に多かったが、選挙自体に失望する声も聞かれた。

 「4年前は新規事業も多少はあり、まだましだったが、今はまったく仕事がない」。エンジニアの男性(32)は滑らかな英語で嘆いた。

 イランは、核開発問題を巡る米欧の経済制裁の影響で輸出入が制限され、インフレと高い失業率に悩まされている。AP通信によると、物価上昇率は30%、失業率は14%に上る。男性は「変化は期待できないので、今日は抗議の投票に来た」と体制批判をにじませ、最高指導者ハメネイ師に近い保守強硬派以外の候補を選んだことを示唆した。

 ブランド風の服を身にまとう公務員の女性(25)は「あらゆる物の値段が上がり状況は悪くなるばかり。(新大統領の任期の)4年間では改善は難しいと思うが、願いを込めて投票に来た。米国との関係が良くなれば、経済も良くなるかもね」と話した。

 選挙戦は、改革派にも浸透する保守穏健派のロウハニ元最高安全保障委員会事務局長(64)が終盤に支持を広げ、最高指導者ハメネイ師に近い保守強硬派のガリバフ・テヘラン市長(51)らが追随する展開。ロウハニ師を支援する保守穏健派ラフサンジャニ元大統領は、欧米と柔軟な外交姿勢を志向したことで知られる。ロウハニ師の支持拡大の背景には、経済情勢に影響する外交問題改善への期待もあるとみられる。

 一方、保守強硬派への支持も根強い。高校教師の女性(48)は「新大統領には、最高指導者の言う通り実行することを願う」と話し、米欧に対峙(たいじ)する保守強硬派を支持した。

 近くの道ばたの木陰に腰掛けていたタクシー運転手の男性(45)は「この仕事を22年やっているけど、今の経済はひどい。休みなしで仕事をしないと生活ができない。でも誰が大統領になっても変わらないから投票には行かない」と話した。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板