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国際政治・世界事情

6440チバQ:2013/06/14(金) 00:03:35
http://www.mbs.jp/news/jnn_5356909_zen.shtml
イラン大統領選で鍵にぎる?意外な「改革派候補」


 内戦が続くシリア、反政府デモが収まらないトルコ。揺れる中東のイスラム諸国に強い影響力を持つイランでは今、大統領選挙のまっただ中です。4年前に行われた大統領選では、「選挙に不正があった」として大規模な抗議行動を行った改革派が弾圧され、多くの死傷者が出ました。今回の選挙では、イラン国外から、意外な大統領候補が登場、一部の改革派の支持を集めています。

 改革派の静かな抵抗の象徴ともいえるこの候補、14日の投票にどんな影響を与えるのでしょうか?

 「テヘラン中心部のカリム・ハネザンド通りです。4年前、大統領選挙に不正があったと主張する人々であふれかえりました。今回、その人たちの投票行動も焦点の一つです」(記者)

 前回、ムサビ元首相ら、改革派候補の支持者たちは、アハマディネジャド大統領再選の開票結果に異議を唱えて最大数十万人規模の抗議行動を行いました。しかし、運動は抑え込まれ、改革派もこの4年間のしめつけで政治の表舞台からは遠ざかりました。支持者の中には無力感も漂います。

 「前回はムサビ元首相(改革派候補)に入れました。(今回は)投票には行きません」

 また、改革派支持層からは、「投票率が上がると、民主国家だと宣伝したい権力側の思うつぼだ」という声も聞かれます。こうした声を反映してか、インターネット上であるキャンペーンが立ち上がりました。

 「私はザハラ。あなたの1票が必要です」

 前回の選挙後のデモに参加して行方不明になった息子を探す母親を描いた漫画、「ザハラの楽園」。アメリカに住むイラン人がインターネット上で始めたこの漫画は、10数か国語に翻訳され、本にもなっています。今回のキャンペーンは、主人公のザハラを体制に批判的な候補としてウェブ上で大統領選に出馬させるというもので、候補者を体制側がふるいにかけるイランのシステムへのアンチテーゼでもあります。

 賛同する人たちが、ザハラのポスターを持った写真を投稿するコーナーには、イランで撮られたとみられるものもあります。こうした、投票自体から距離を置くキャンペーンとは逆に投票すべきだ、という改革派支持者もいます。

 「テヘランが好きなんです。生まれ育った場所ですし、人も通りも好きなんです。だからこそ投票してほしい。ここがよりよい街になるように」(モビン・メヘルパルヴァルさん)

 20歳のモビン・メヘルパルヴァルさんも4年前、デモに参加しました。今回は、留学先のカナダから一時帰国、保守穏健派ながら、改革派の支持も集めるロウハニ候補の陣営で人々に投票を働きかけています。

 「現在やっていることは、有権者が投票に行くよう呼びかけること。投票することで“我々はまだここにいる”と示すことができるのです。投票に行かないと言う人たちには、『希望はある』と示すしかありません」(モビン・メヘルパルヴァルさん)

 今回、改革派から唯一、出馬を許されたアレフ候補が撤退したことを受け、改革派や保守穏健派の重鎮らがロウハニ候補への支持を表明、一方で保守派は分裂したままです。

 4年前、失望に沈んだ改革派支持者たちが投票するかどうかが、結果に大きく関わることになりそうです。(13日16:33)


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