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国際政治・世界事情

6429チバQ:2013/06/12(水) 23:18:35
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130612/mds13061221090003-n1.htm
イラン大統領選14日投票 強硬派に対抗、改革派と穏健保守共闘
2013.6.12 21:08 (1/2ページ)

ガリバフ・テヘラン市長を支持し、プラカードを持ってデモ行進する女性ら=11日、テヘラン(AP)
 【カイロ=大内清】イラン大統領選の投票を14日に控え、改革派のハタミ前大統領や穏健保守派のラフサンジャニ元大統領らの重鎮が、穏健保守派候補のロウハニ元最高安全保障委員会事務局長への支持を表明した。改革派と穏健保守派による共同戦線の形成が進んだ形だ。大統領選は最高指導者ハメネイ師に近い強硬保守派内での争いとなるとみられてきたが、構図に変化が生じている。

 「国民への義務を果たすため、私はロウハニ師に投票する」。ハタミ師は11日、自身のウェブサイトでこう宣言。出馬を表明したものの資格審査で排除されたラフサンジャニ師もロウハニ師支持を呼びかけた。

 大統領選をめぐってはこの直前、改革派唯一の候補だったアレフ元第1副大統領が撤退を表明。ハタミ師らは、強硬保守派主導の現状に不満を抱く勢力と改革派の双方から支持が期待できるロウハニ師に票を集める戦略だ。

 そのロウハニ師はテレビ討論会や各地の演説で、核開発問題に関する外交交渉について、「(米欧との)関係を改善し制裁緩和を目指すべきだ」などと主張。強硬保守派候補で、現在の核交渉責任者でもあるジャリリ最高安全保障委員会事務局長らの路線を強く批判している。

 核兵器開発が疑われるイランは国連安全保障理事会や米欧各国から制裁を科されており、ここ数年はその影響で外貨収入源である原油輸出が低下、国民は高率のインフレに悩まされている。自身もかつて核交渉責任者を務めたロウハニ師には、国民の関心が高い経済悪化の問題を外交の不手際と結びつけることでジャリリ氏の支持層を切り崩す狙いがあるとみられる。

 強硬保守派内でも、ハメネイ師の外交顧問であるベラヤティ元外相が「制裁緩和が国民の願いだ」と述べるなど非妥協的なジャリリ氏の交渉手法に批判的な声が出ており、外交問題は選挙戦の重要争点となりつつある。

 ただ、核開発はハメネイ師の直轄事業とされ、国民にも核開発そのものへの異論は少ない。核問題で“弱腰”と受け止められれば不利に働く恐れもあるだけに各候補の言及は慎重だ。

 一方、ベラヤティ氏はもともと同じ強硬保守派に属するガリバフ・テヘラン市長やすでに撤退を表明したハダドアデル前国会議長とともに候補を一本化するとしてきた。投票日が間近に迫り、穏健保守・改革派の支持を受けるロウハニ師の追い上げが本格化すれば、強硬保守派内での一本化圧力が高まる可能性もある。


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