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国際政治・世界事情

6425チバQ:2013/06/12(水) 00:30:15
http://mainichi.jp/select/news/20130612k0000m030075000c.html
トルコ警官隊突入:催涙ガスと投石…戦場さながら
毎日新聞 2013年06月11日 21時02分(最終更新 06月11日 22時17分)


警官隊の前で破裂する火炎瓶=トルコ・イスタンブールのタクシム広場で2013年6月11日、AP 【イスタンブール大治朋子】「ドーン」。爆発音のような大音響が鳴り響き、大きな悲鳴が聞こえた。11日朝、トルコ最大の都市イスタンブール中心部のタクシム広場。数百人の警官隊が集まり、反政府デモ隊が築いたバリケードをブルドーザーで破壊していく。5月31日の警官隊によるデモ排除以降、最大規模の衝突だ。世界的観光地は、催涙ガスと投石が飛び交う戦場さながらの混乱に陥った。

 警官隊の突入直後、タクシム広場からは人々が逃げ出して来る。催涙ガスが充満し目を開けられない。デモ参加者が集まる広場脇のゲジ公園に近づくと、呼吸が苦しくなる。せき込んで地面に突っ伏す人もいた。

 広場ではバリケードをはさんで警官隊とデモ隊がにらみ合う。「ここは我々の広場だ。徹底抗戦する」。デモ参加者が叫び、火炎瓶や石を投げる。警官は催涙ガスや放水車で応酬、ガスや火炎瓶で燃やされた警察車両の煙で真っ白になった。

 広場にいた大学3年、ギュリン・ウスタンさん(23)は、「ツイッターで警官隊の突入を知り友達が心配で来たがゲジ公園に近づけない」と不安そうだ。公園ではテントで寝泊りしていた若者たち数百人が警官隊と対峙していた。各国の記者数十人が見守るなか、警官隊の一人がマイクを取って叫んだ。「親愛なるゲジ公園の友よ。私たちは君たちを傷つけたくない。撤収してほしい」。だが、警官たちは若者をいぶりだすかのように何度も催涙ガスを放つ。若者たちは一斉に怒号を上げ、大型花火や石を投げつけた。

 今回のデモは5月末、政府のゲジ公園付近の再開発計画に反対する少人数のグループが開始。警官隊が強制排除したため、反発した若者ら数千人が結集した。デモはやがてエルドアン政権の強圧的姿勢への批判に軸足を移し、野党や年齢層の高い世俗派、各種労組、トルコからの分離・独立を目指す少数民族クルド人らが参入。数万人規模に膨れ上がった。今回警察が排除したのはこうした「後発組組」が拠点とするタクシム広場だった。

 エルドアン首相は11日の議会演説で「トルコの多くの都市で起きているデモは、ゲジ公園の抗議活動を隠れみのに利用したものだ」と述べ、強硬姿勢を維持した。


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