したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

国際政治・世界事情

6406チバQ:2013/06/07(金) 22:12:20
http://mainichi.jp/select/news/20130608k0000m030066000c.html
イラン:大統領選まで1週間 ネットやメールに障害
毎日新聞 2013年06月07日 21時40分(最終更新 06月07日 21時49分)

 ◇当局が規制の可能性
 【テヘラン田中龍士】イランで大統領選挙の投票(6月14日)が1週間後に迫ったが、メールの送受信やインターネット通信ができなくなるなどの通信障害が起きている。複数のインターネット事業者は毎日新聞の取材に対し、この数週間での通信事情の悪化を認めた。隣国トルコで反政府デモが激化する中、選挙を控えて反体制派による抗議運動を警戒する当局が規制している可能性がある。

 タブレット端末などの販売を手掛けるインターネット商取引サイトの男性(32)は「ネットの速度が遅くなりメールさえ使えない時がある。売り上げにも影響している」と話す。交流サイト「フェイスブック」などのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)も使えず、利用者がアクセス(接続)できないという。

 イラン政府は以前から、自国に批判的なニュースサイトなどの閲覧を規制しており、アクセスすると「文化と宗教」「教育と科学」などの推奨サイトを紹介するページが出現する。規制を回避するため、市民の間では特殊ソフトやバーチャル・プライベート・ネットワーク(VPN)が使われているが、5月に入り通用しなくなっている。

 選挙を管理する護憲評議会は5月21日、資格審査を通った8人の立候補者を発表したが、出馬が期待されたラフサンジャニ元大統領は「失格」した。あるプロバイダーで働く男性は「(この日の候補者発表後)通信速度が低下した。5、6時間で復旧した」と指摘した。

 2009年の前回大統領選では不正が指摘され、敗れた改革派のムサビ元首相の支持者らによる大規模デモが起きた。今回の選挙では暴動を防ぐことが体制側の最重要課題だ。通信手段を断つことでデモの拡大などを防ぐことが可能になる。

 政府は、大統領選に関わる今回の通信障害について意図的な規制を認めていない。だが4月にSNSを監視する特別選挙サイバー部隊の設置が発表されたほか、学生の集会を防ぐため各大学では期末試験が前倒しされている。

 警戒が強まるなか、6月に入ってロウハニ元最高安全保障委員会事務局長の選挙スタッフらが選挙集会で拘束された。またアフマディネジャド大統領の影響下にあるとされる政府系日刊紙「イラン」に対し「誤報があった」として裁判所が6カ月間の発禁処分を命じた。5日には中部イスファハンで「独裁者に死を」などと政府を批判するデモが起きた。ネット上では11日にも体制批判のデモが呼びかけられている。

 ◇イラン大統領選
 8候補が立候補し、各地での遊説やテレビ討論で舌戦を展開している。投票は今月14日で、15日に開票される。有権者は18歳以上の男女約5500万人。過半数を得た候補が当選するが、どの候補も過半数に満たない場合は得票上位2候補による決選投票を21日に行う。大統領就任は8月上旬になる見通し。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板