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国際政治・世界事情

6370チバQ:2013/06/01(土) 15:48:05
http://mainichi.jp/select/news/20130601k0000m030111000c.html
イラン:盛り上がらぬ大統領選 候補者審査に失望感
毎日新聞 2013年05月31日 22時52分(最終更新 05月31日 22時55分)

 【テヘラン田中龍士】6月14日の投票まで2週間と迫ったイラン大統領選挙が、盛り上がりに欠けている。かつて権勢を振るったハシェミ・ラフサンジャニ元大統領(78)の再出馬が期待されたが、立候補者の資格審査で「失格」となり、失望感が広がったためだ。だが終盤に流れが変わる可能性もあり、今後の展開が注目される。

 ラフサンジャニ師は1989年から97年まで大統領を務め、米欧との関係改善を模索するなど現実的路線を志向。核開発疑惑に伴う米欧の経済制裁で生じた物価高騰や失業問題がもたらす閉塞(へいそく)感が漂うなか、立候補届け出に期待が高まった。しかし、最高指導者ハメネイ師の影響下で選挙を管理する護憲評議会は、届け出た686人のうちラフサンジャニ師らを除く8人を正式な候補と認定。ハメネイ師と確執を深めるアフマディネジャド大統領側近の立候補も認めなかった。

 2005年の大統領選では、首都テヘランの目抜き通りなどでは支援者らが投票を呼びかける光景も見られたようだが、今は選挙の雰囲気は感じられない。テヘラン大4年の男子学生(23)は「ハシェミ(ラフサンジャニ師)なら核交渉も前進させてくれると思った。選挙にもう行かないと思う」と話した。市民活動家のサレフ・ニクバフト弁護士は「人々は状況は最高指導者しか変えられないと考えており、選挙への関心は低い」と解説する。

 現段階で有力視される候補は、ハメネイ師に忠実な保守派のジャリリ最高安全保障委員会事務局長(47)。核交渉問題の責任者でメディアの露出が多い。治安や経済など絶大な影響力を持つ軍事組織「革命防衛隊」の出身で、傘下の民兵組織「バシジ」の支持を受けるとされる。イラク戦争で右足の一部を失ったことも国家に尽くすイメージと受け止められるようだ。

 同様にハメネイ師に近い保守派のガリバフ・テヘラン市長(51)も有力候補の一人。05年の大統領選で落選後、市長として公共工事の実績を上げ高い支持を受ける。ベラヤティ元外相(67)、ハダドアデル元国会議長(68)と候補者1人を選出する「2+1連合」を結成、終盤に決める。

 ロウハニ元最高安全保障委員会事務局長(64)はラフサンジャニ師の信頼が厚く、衰退する改革派の一部が同師支持を表明した経緯があり、改革派アレフ元副大統領(61)の支持者を取り込む連携も指摘される。

 05年選挙では、アフマディネジャド氏がハメネイ師の支持を取り付け下馬評を覆し終盤に急浮上、ラフサンジャニ師との決選投票を制しており、終盤に情勢が変わる可能性もある。ハメネイ師は5月29日、どの候補にも肩入れしない考えを示した。


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