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国際政治・世界事情

6363チバQ:2013/05/29(水) 18:44:37
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130529/amr13052914340005-n1.htm
“反米色”一段と加速、ボリビアのモラレス大統領 憲法裁「続投は可能」
2013.5.29 14:33 (1/3ページ)

ボリビア中部コチャバンバでベネズエラのマドゥロ大統領(左)と話すボリビアのモラレス大統領(ロイター)
 【ニューヨーク=黒沢潤】南米ボリビアの反米左派モラレス大統領が今月、国内で長年活動してきた米国の国際開発局(USAID)職員を追放し、ケリー米国務長官を批判するなど“反米色”を一段と強めている。モラレス氏の強い影響下にある憲法裁判所が4月下旬に示した判断により、来年実施予定の大統領選への出馬の道が開かれたことが背景にあるとみられ、米国への強硬姿勢を国民にアピールする狙いがうかがえる。

 モラレス氏は今月1日、メーデーの集会で、「米機関はわが国で陰謀を企てようとしている」と強調、USAIDの職員を追放する方針を示した。

 USAIDは1964年からボリビアの農業技術向上や環境保全などに従事。米政府は昨年も活動費として2800万ドル(約28億円)を拠出しており、総額は約20億ドルに上る。

 追放処分を受け、米国務省のベントレル報道部長は「(陰謀論は)根拠がない」と一蹴。その上で、「米政府はボリビア政府の国家開発計画に従って、関連機関と協調して事業を進めている。職員追放で打撃を受けるのはボリビア国民自身だ」と批判した。

 今年3月に死去したベネズエラの反米左翼、チャベス大統領の盟友であるモラレス氏は2008年、米国の駐ボリビア大使を追放。米麻薬取締局(DEA)のボリビア国内での活動も同年に禁止するなど、強い反米姿勢で知られる。

 今回の追放処分に合わせ、モラレス氏はケリー米国務長官が4月中旬、南米諸国を「米国の裏庭」だと表現したことにも怒りを示すなど、反米姿勢を強調している。

 一連の言動は、来年の大統領選で3選を狙う動きと関連がありそうだ。05年に初当選したモラレス氏は09年に再選。同国憲法は3選を禁じているが、憲法裁が先月29日、09年の大統領選前に導入された新憲法下では、モラレス氏が1度しか当選していないと判断したことをふまえ、出馬準備を進めている。

 モラレス氏への支持率は約55%に上り、国民の人気は依然として高い。ただ、高速道路建設反対の抗議デモに加え、警官や軍人らによる賃上げ要求デモが頻発。また、政権寄りの労働組合や農業組合が最近、独自政党を立ち上げる動きもみせており、支持基盤は盤石とまではいえないのが実情だ。


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