したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

国際政治・世界事情

6224チバQ:2013/05/06(月) 22:31:55
http://www.asahi.com/international/reuters/RTR201304300077.html
2013年4月30日14時13分

焦点:イタリアは総選挙の余波で世論の支持に変化、勝者と敗者が明確に
4月29日、イタリアの中道左派勢力は5カ月前まで世論調査で15ポイントのリードを得ていたが、今では状況が180度転換した。異例の混乱は2月の総選挙の力強い余波の結果だ。写真はベルルスコーニ元首相。ローマで3月撮影(2013年 ロイター/Stefano Rellandini)

 [ローマ 29日 ロイター] イタリアのベルルスコーニ元首相のライバルである中道左派勢力は5カ月前まで、世論調査で15ポイントのリードを得ていたが、今では状況が180度転換した。

 中道左派は党内が分裂し、ベルルスコーニ氏は世論調査で5─8ポイントリードしている。異例の混乱は、「五つ星運動」が政治家への多大な抗議の票を得て、25%の得票率で議会の第3勢力へと躍進した2月の総選挙の力強い余波の結果だ。

 レッタ新政権が正式発足に向かう今、イタリア政局の混迷期の勝者と敗者がはっきりとしてくる可能性がある。

 勝者の1人はベルルスコーニ氏。ベルルスコーニ氏は昨秋の状況とは一転、レッタ新政権に強い影響力を持つ。

 数多くのスキャンダルにもかかわらず、長く首相を務めたベルルスコーニ氏の卓越した政治的手腕は、中道左派を率いていたベルサニ氏とは対照的だ。

 ベルルスコーニ氏は総選挙以降、一貫して大連立が唯一の方法だと主張、選挙後の2カ月にわたる行き詰まりを打開するための手段として、ナポリターノ大統領の再選を強く推した1人でもある。

 レッタ新政権の副首相に起用されたのは、ベルルスコーニ氏の側近のアンジェリノ・アルファノ氏。政権の生死を分ける実質的な権限を有し、不動産税の廃止を柱とした中道右派の政策を推し進める強い影響力が与えられることになった。

 29日の所信表明演説でレッタ氏は、6月の不動産税徴収を取り止めることを表明、要求に対し早速賛同の意を示した。

 コメンテーターのセルジオ・ロマーノ氏はロイターに対し「ベルルスコーニ氏は政権を日ごとにむしばむことができる」と述べた。

 ただし、その力は無条件ではない。ベルルスコーニ氏は、自政党内強硬派からの再選挙即時実施を求める強い圧力に抵抗している。2月の総選挙では中道左派が僅差で勝利したものの、単独で政権運営ができるほどの支持を得ておらず、現行の選挙法で選挙を実施した場合に、これと同様の状況に追い込まれる可能性があるためだ。

 さらにベルルスコーニ氏は政治家らしい、自制と責任のイメージを醸し出そうという意図があるようだ。コメンテーターのロマーノ氏によると、ナポリターノ大統領が7年の任期を全うする可能性が極めて低い中、ベルルスコーニ氏は次期大統領になる野望を諦めていない。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板