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国際政治・世界事情

6213チバQ:2013/05/06(月) 18:41:03
http://mainichi.jp/select/news/20130505k0000e030107000c.html
プーチン大統領:復帰1年 長期政権、飽きられ
毎日新聞 2013年05月05日 10時32分(最終更新 05月05日 10時46分)
 【モスクワ田中洋之】ロシアでウラジーミル・プーチン氏(60)が大統領に復帰してから7日で1年。内政・外交など国のかじ取りに絶大な権威をふるう一方、支持率は「長期低迷」の傾向が続いている。メドベージェフ首相の解任説もくすぶり、政権の先行きに不安定材料もうかがえる。

 ◇「マッチョ」から、穏やかな賢人に?
 4月25日、11回目となる恒例の国民対話集会に臨んだプーチン大統領は、全国から寄せられた計85の質問に答え、所要時間は4時間47分と過去最長を記録した。昨年秋に浮上した健康への懸念を払拭(ふっしょく)し、内外全ての問題に精通していることを改めてアピールした形だ。ただ、体を張った派手なパフォーマンスは最近影を潜めている。還暦を迎えたことで「従来の『マッチョ』(男性的な力強さ)から、穏やかな賢人にイメージ転換を図っている」(独立新聞)との見方がある。

 民間世論調査機関のレバダセンターによると、かつて9割近くあった大統領の支持率は政権長期化による「飽き」などで近年は60%台で推移している。側近のセルジュコフ前国防相をはじめ政府高官らの汚職疑惑が相次ぎ、好調だった経済も減速傾向が目立つなか、人気のV字回復につなげる展望は見いだせていない。

 大統領復帰前に国内で高まった反政府運動は、デモ規制など政権側の締め付け強化で沈静化している。ただ野党勢力は復帰1年に合わせて5、6日にモスクワなどで抗議集会を開く計画で、「反プーチン」は社会の底流でくすぶっている。

 大統領は最近、旧ソ連時代に経済、芸術分野の功労者らに贈った「労働英雄」の称号を復活させ、歴史教科書の統一や学校での制服着用の義務化などの政策を打ち出した。保守色の強い路線で国民統合を図る狙いだが、逆に自由を求める市民社会の離反を招いている側面もある。

 またプーチン大統領はメドベージェフ首相率いる政府に対し「国民の生活改善などで成果を上げていない」と不満を持っているとされる。先月の国民対話で大統領は「ある大臣や全閣僚の解任を求める声は聞いているが、(大統領復帰後に発足した)政府はまだ1年も仕事をしていない」と述べ、現時点での更迭を否定した。しかし経済・社会情勢がさらに悪化した場合、責任を取らせる形でメドベージェフ首相の解任に踏み切るとの観測は消えていない。

 メディアでは後任の首相候補として、クドリン前財務相やロゴジン副首相、ソビャーニン・モスクワ市長などの名前が取りざたされている。


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