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国際政治・世界事情

6206チバQ:2013/05/06(月) 16:12:01
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130504/erp13050418010005-n1.htm
ボストン爆弾テロ 容疑者の出身地、ロシア南部の現実 “戦争”は終わらない 
2013.5.4 18:00 (1/2ページ)[海外事件簿]

1日、ダゲスタン共和国の首都マハチカラで発生した爆発事件現場を調べる警官ら(AP)
 米ボストン爆弾テロ事件の容疑者の出身地として世界的な注目が集まったロシア南部・北カフカス地方。同地方のチェチェン共和国での戦争は2002年に終結したが、チェチェンや周辺の共和国では現在も依然としてテロ事件が相次ぐなど危険な状況が続いている。事件から半月の間だけでも、容疑者の両親が住むダゲスタン共和国では、連日のように凶悪事件が発生していた。

(黒川信雄)

 ボストン爆弾テロ事件が発生した15日、ダゲスタンの首都マハチカラでは、林業分野の行政関係者が殺害されていた。

 殺されたのは、ダゲスタン林業委員会のオマルガジェフ副議長。何者かが市内の大通りで副議長の頭をピストルで撃ち抜き、副議長は即死したという。

 18日、ロシアの対テロ委員会は、ダゲスタンのギムルイ村付近で、武装集団に対する鎮圧作戦が行われている事実を明らかにした。集団は10人以上で銃や手榴弾、通信機器などを所有し、ロシアの連邦保安局と内務省の部隊と激しい戦闘を続けていると報じられた。

 20日には、ダゲスタンのスレイマン・スタルスキー地区の警察幹部の車両を狙った爆弾テロが発生した。道路に仕掛けられた爆弾が爆発したという。同幹部は無事だった。

 5月1日には、路上に設置されていた爆弾が爆発し、15、16歳の少年2人が死亡、2人が重傷を負う事件が発生した。露紙コメルサント(電子版)によると、現場はショッピングセンターに近く、無差別殺人を狙ったテロ事件の可能性もある。負傷者の1人も後ほど死亡した。

 旧ソ連崩壊後にロシアからの独立を目指したチェチェンでは、ロシアが2度にわたり軍事介入を行い、独立勢力を押え込んだ。その後ロシアは巨額の復興資金をつぎ込み、チェチェン国内での大規模な抵抗は沈静化した。

 しかしイスラム系武装勢力は隣接するダゲスタンやイングーシ共和国など周辺地域に分散し、地域は不安定化。武装勢力によるゲリラ攻撃や自爆テロ事件などが多発している。チェチェンの武装勢力も、主要メンバーをロシアの掃討作戦で失ったにもかかわらず、依然としてロシアに対抗する姿勢を崩していない。

 日本政府は現在、ダゲスタン、チェチェンなどに対し「渡航の延期」を勧告するなど、同地域の情勢に強い懸念を示している。北カフカスには、来年2月に冬期五輪が開催されるソチ市も含まれており、五輪におけるテロ発生の懸念も高まりつつある。


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