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国際政治・世界事情

6181チバQ:2013/04/24(水) 22:13:04
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130424/asi13042411410000-n1.htm
前大統領の罪問う動き拡大 パキスタン「赤いモスク」籠城事件で殺人訴追も
2013.4.24 11:41 (1/2ページ)

パキスタンのムシャラフ前大統領(AP)
 【イスラマバード=岩田智雄】最高裁判事らの解任、拘束事件で逮捕されたパキスタンのムシャラフ前大統領に対し、罪を問う動きが拡大している。ムシャラフ氏が大統領だった2007年にイスラマバードのモスク(イスラム教礼拝所)で100人余りが特殊部隊に殺害された事件で、判事を長とする調査委員会が、同氏を殺人容疑で訴追すべきだとする報告書を最高裁に提出した。遺族らは改めてムシャラフ氏への厳しい裁きを求めている。

 このモスクは、建物の色から「赤いモスク」と呼ばれた「ラル・マスジード」。イスラム原理主義勢力に近い思想を持つとされたマドラサ(イスラム神学校)の神学生らが立てこもり、7日後に治安部隊が突入して武力鎮圧した。

 21日付のパキスタン紙ドーンによれば、調査委員会は報告書で、当時大統領だったムシャラフ氏ら政権幹部を殺人罪で起訴すべきだと指摘し、同氏らに損害賠償金を支払うよう求めた。

 ムシャラフ氏のスポークスマン、モハンマド・アムジャド氏は産経新聞に「ムシャラフ氏が殺害を指示したのではない。内務省や警察の管轄だ」としているが、調査委員会は、「大統領らが知らなかったと容易に結論付けることはできない」と指摘している。

 01年の米中枢同時テロ後、当時のブッシュ米政権のテロとの戦いに協力したムシャラフ氏は、イスラム過激派を厳しく取り締まり、国内のイスラム勢力から命を狙われるなど強い反発を受けた。政権末期には、首都イスラマバードでも過激派の行動が活発化した。赤いモスク事件では、モスクに武装して籠城した神学生らだけでなく、女性を含む多くの市民も巻き添えとなり、少なくとも100人が死亡したとされている。

 赤いモスクは事件後、「政府が赤は流血をイメージさせると指摘した」(モスクのスポークスマン)ため、白く塗り替えられたが、ムシャラフ氏の大統領辞任と国外脱出後、少しずつ赤く塗り替えられ、現在は元の赤色になっている。門には当時、特殊部隊に殺害された指導者のガジ師やその母の名が付けられ、以前の状態に回帰させようとの動きが加速した。

 事件当時、モスクに妹を迎えに行き殺害された男子神学生(16)の父親、ナザル・フセイン氏は、「ムシャラフはなぜ、まだ罰を受けずにVIPのように扱われているのか。最も厳しい裁きを受けるべきだ」と声を荒らげた。

 ムシャラフ氏は逮捕後、一時、警察の宿泊施設に移されたが、すぐに自宅軟禁下に戻された。ムシャラフ氏は、判事拘束事件を含め、ブット元首相暗殺事件などに関連した3つの事件で罪に問われており、07年に出した非常事態宣言についても、最高裁で国家反逆罪に問うための審議が続けられている。


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