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国際政治・世界事情

6180チバQ:2013/04/24(水) 22:12:32
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130424/asi13042420460002-n1.htm
パキスタン総選挙 タリバン運動の攻撃が激化
2013.4.24 20:45 (1/2ページ)

16日、パキスタン北西部ペシャワルの自爆テロ現場で作業にあたる救助隊員と壊れた車両(ロイター)
 【イスラマバード=岩田智雄】パキスタンで5月11日に行われる下院の任期満了に伴う総選挙を前に、イスラム武装勢力「パキスタンのタリバン運動(TTP)」による政党関係者らへの攻撃が激しさを増している。標的にされているのはタリバン運動を強く批判する世俗主義3政党で、自爆テロ攻撃などを受け、事務所の閉鎖や選挙運動の中止を余儀なくされている。

 少数民族パシュトゥン人中心の世俗主義政党、アワミ民族党(ANP)の事務局長で、南部カラチで立候補しているバシル・ジャン氏のもとに23日、タリバン運動から新たな脅迫状が届いた。「民主主義とイスラム教は両立しない。選挙に参加した者には深刻な結果がもたらされる」との内容だ。その後、脅迫状に書かれた携帯電話の番号から脅迫電話もかかってきた。

 イスラム過激派への軍事作戦を支持しているアワミ民族党は、テロの最大の標的にされている。16日には北西部ペシャワルで選挙運動中に自爆テロがあり、市民や警官16人が死亡した。ジャン氏も昨年8月に手投げ弾などで襲撃された。過去にテロで犠牲になった党関係者は700人以上で、今回の選挙では、活動拠点のペシャワルやカラチで50以上の事務所が閉鎖に追い込まれた。

 ジャン氏は「私は暗殺リストのトップ10に入っており、選挙区では過激派メンバーがうろついている」と話す。アワミ民族党には街頭での運動ができなくなり、代わりに主張を記録したDVDを配る候補者もいる。

 タリバン運動に狙われているのはこのほか、選挙運動の一部中止などを決めた最大与党パキスタン人民党(PPP)とカラチを拠点とする統一民族運動(MQM)だ。パキスタン紙ドーンによれば、カラチの統一民族運動の事務所では23日夜、爆弾が爆発し、職員ら5人が死亡、15人が負傷した。統一民族運動の最近の死者は、候補者1人を含む25人に上り、カラチの全事務所が閉鎖された。

 統一民族運動幹部のファイサル・サブズワリ氏は爆発前、産経新聞に、「過激派には屈しない」と怒りをあらわにし、敵対してきたアワミ民族党と過激派対策で連携する意向を示した。

 一方、タリバン運動は、選挙でこれまで優位に戦いを進めているパキスタン・イスラム教徒連盟シャリフ派(PML−N)を率いるシャリフ元首相を和平調停者の1人としている。シャリフ派はこれまでタリバン運動に活動を妨害されることはほとんどないようだ。

 しかし、政治・軍事アナリストのタラト・マスード氏は「タリバン運動は政府と和平を結ぶつもりは毛頭ない。シャリフ派を区別するのは、主要政党間に亀裂を入れようとする戦略だ」と指摘している。


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