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国際政治・世界事情

6178チバQ:2013/04/23(火) 22:30:09
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130423/mds13042310290000-n1.htm
クルドの夢 女性兵士が守る シリア内戦 自治権獲得目指す
2013.4.23 10:25 (1/3ページ)
 シリアが内戦状態に陥ってから2年余り。犠牲者はすでに7万人を超えたとされるが、先月来、北部を中心に女性兵士の姿が目立つようになった。アサド政権の動揺を自治権確立の歴史的好機と捉え、居住地区の守りを固めて将来の独立国家を夢みるクルド人の女性たちだ。クルド人が多く住むアレッポのシェイク・マクスード地区でカラシニコフ銃を手にした女性兵士(28)はフランス通信(AFP)に、「クルディスタン(クルド人の地)では、戦いにおいて男も女もない。女も銃を取り、戦車に乗るのは当たり前のこと」と語った。

「アサド政権崩壊望む」

 シリア北部のカミシリにあるクルド人居住区では今、民族的な高揚感が漂っている。黄、赤、緑のクルド旗やトルコのクルド独立運動指導者、アブドゥラ・オジャラン氏(65)=終身刑で服役中=の写真があちこちで掲げられている。アサド政権が強固だった2年前なら、オジャラン氏の写真を掲げれば、分離独立派とみなされ死刑になったところだ。

 内戦後、クルド人たちは、政府軍とも反政府武装勢力と距離を置いてきた。強権的なアサド政権の崩壊を望みつつも、政権打倒後はシャリア(イスラム法)に基づくイスラム国家の創設を目指す志向が透けて見える反政府武装勢力を警戒したからだった。しかし、今年2月、反政府武装組織「自由シリア軍」との間で、クルド人勢力は相互に攻撃することをしないと確約する協定を結んだ。内戦の勝敗を見据え、自衛のために結んだ協定である。

 しかし、これを受けて、アサド政権側からのクルド人居住地区への攻撃が激化し、防衛のために女性たちも立ち上がったのだった。カミシリやアレッポで守備を固めるクルド人たちの20%以上は女性だ。

 「自由への経験」

 28歳のエンギゼックさんは「伝統的にクルド人社会では男女は何にでも平等。女性も男性と同じ軍事教練を受け、戦闘中は分け隔てなく生活もともにする」と話す。さらに「結婚は望まない。今は自治と自由が欲しいだけ」とも語った。

 18歳のムンタスさんは「武器を持っての戦いは、私たちにとって『自由への経験』なの」と言い切った。

 女性兵士たちは、アサド政権崩壊後の自治権獲得を目指しているが、道は平坦ではない。

 41歳の男性兵士は、「自由シリア軍は勝利の暁には、協定を反故にして私たちに攻撃を仕掛けてくるかもしれない。自治は自分たちで戦い取るしかない」と憂慮の言葉を口にした。


クルド人


 トルコ、イラク、イラン、シリアにまたがる山岳地帯などに住む少数民族。総人口は、推定1800万人のトルコを筆頭に合計3000〜3800万人とされるが正確な数字はない。「国家を持たない最大の民族」と称されるが、各国では少数派。シリアでは北部のカミシリやアレッポを中心に約200万人(全人口の9.6%)が居住する。


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