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国際政治・世界事情

6155チバQ:2013/04/20(土) 11:01:36
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130420/erp13042001400003-n1.htm
北カフカス、テロ温床に懸念 ソチ五輪対策も急務
2013.4.20 01:38 [テロ]
 【モスクワ=遠藤良介】ボストン爆弾テロ事件の容疑者がロシア南部チェチェン共和国近辺の出身だと報じられたことで、国際社会で同共和国などロシアの北カフカス地方が国際テロリストの温床となることへの懸念が強まる可能性がある。同地方では、ロシアとの2度の独立戦争を経たチェチェン共和国の情勢が比較的安定した一方、周辺に拡散した武装勢力がイスラム色を強め、国際テロ組織アルカーイダとの関係を深めているとも指摘されている。

 プーチン露大統領は第2次チェチェン戦争(1999〜2002年)の終結後、チェチェン共和国の強権統治を独立派ゲリラ出身のカディロフ首長に委ね、テロリスト掃討作戦を強化した。連邦から巨額の復興資金をつぎ込んだこともあり、同共和国でのテロは急減した。その一方で武装勢力はイングーシやダゲスタンなど北カフカス地方一帯に広がり、かつての「チェチェン独立強硬派」からは変質した。

 10年3月のモスクワ地下鉄爆破など近年のロシアでのテロの背後にはイスラム武装勢力「カフカス首長国」を率いるドク・ウマロフ容疑者の存在が指摘され、同容疑者は露南部から中東に至る「イスラム帝国」の建設を掲げている。プーチン政権は、北カフカスの武装勢力とアルカーイダが連携しているとも強調してきた。

 ボストン爆弾テロの容疑者像については情報が錯綜(さくそう)している。ただ、露高等経済大のシュキヤイネン教授は「アルカーイダは統一的組織でなく、グループの一つがロシア住民から構成されていることは大いにあり得る。チェチェン人テロリストが米国にいても驚くに値しない」と話す。

 北カフカスへのアルカーイダ浸透についてはそれを示す材料がある半面、「力一辺倒」で過激派掃討を進める政権による自己正当化の思惑もちらつく。来年2月には北カフカスのソチで冬季五輪が予定されており、政権には同地方での貧困や腐敗の根絶といった根本的な政策を求める声も強い。


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