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国際政治・世界事情

6026チバQ:2013/03/31(日) 01:57:58
http://mainichi.jp/select/news/20130331k0000m030053000c.html
イタリア:ナポリターノ大統領 政治危機脱却で調整継続
毎日新聞 2013年03月30日 21時56分(最終更新 03月30日 22時55分)


イタリアのナポリターノ大統領=藤井太郎撮影
拡大写真 【ローマ福島良典】イタリアのナポリターノ大統領(87)は30日、2月下旬の総選挙(上下両院)以降の政治の混乱解消に向けた各党との協議結果を踏まえ、政治危機からの脱却を目指して調整を継続する考えを表明した。29日の協議では新政権の枠組みを巡る各陣営の主張の隔たりが縮まらず、こう着状態を打開できなかった。政治の機能不全が露呈した形で、再選挙になだれ込む可能性も浮上し、信用不安再燃への懸念が強まっている。

 ナポリターノ大統領は30日、「最後まで国に貢献する」と述べ、5月15日の任期切れまで職務を果たす考えを強調した。大統領が民間人や大物政治家を首相に任命して政権樹立を目指すか、任期切れを待たずに辞任し、後任大統領に政治危機の収拾を託すかが注目されていた。

 ナポリターノ大統領は今後、政権担当能力のある2つの政治グループを指名し、手詰まり状態を脱して、構造改革を実行するための方策について協議する。モンティ暫定首相(70)の実務者内閣が次期政権樹立までの中継ぎ役を果たす。

 29日の協議でベルルスコーニ前首相(76)の中道右派連合、モンティ氏の中道勢力連合は主要各党が参加する「大連立」を主張した。だが、上下両院第1勢力でベルサーニ民主党書記長(61)が率いる中道左派連合は中道右派連合との連立を拒否。ベッペ・グリッロ氏(64)の政治団体「五つ星運動」も他党が主導する政権は受け入れない立場を伝えた。

 このため、現状では政権樹立のための連立合意の成立は不可能。イタリア紙レプブリカによると、ナポリターノ大統領は「解決策が見つからなければ、新大統領のもとで選挙をする必要がある」と辞任の用意を示唆していたという。連立協議で中道右派連合は自陣営から次期大統領を出すよう求めていた。

 総選挙では中道左派連合が下院(630議席)で多数派となったが、上院(319議席)では過半数割れに追い込まれ、「ねじれ」状態が出現。このため連立協議が難航、大統領から組閣要請を受けたベルサーニ氏は28日、協議決裂を報告。ナポリターノ大統領が調整に乗り出していた。


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