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国際政治・世界事情

6010チバQ:2013/03/29(金) 21:18:49
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130328/erp13032822420007-n1.htm
キプロス、13日ぶり銀行再開 市場の不安は根強く
2013.3.28 22:37

28日、営業再開したキプロス・ニコシアの銀行で現金を引き出した男性(共同)
 【ベルリン=宮下日出男】ユーロ圏からの金融支援策が決まったキプロスで28日、国内銀行の営業が13日ぶりに再開した。政府は取り付け騒動や国外への急激な資金流出などの混乱の回避のため、資金の移動規制を講じた。一方、国の金融破綻は免れたが、大口預金者に負担を強いる前例のない支援策に、金融市場では余波も広がっている。

 キプロス政府の発表によると、国内での現金引き出しを1日300ユーロ(約3万6千円)に制限し、小切手の現金化は禁止される。渡航者の現金持ち出しは1千ユーロ、海外でのクレジットカード利用は1カ月5千ユーロを上限とし、海外口座への資金移動も商業目的などの例外を除き原則禁じた。期間は4日程度の見込み。

 キプロスでは16日以降、銀行が営業停止。自動現金預払機(ATM)での引き出しも制限され、国民生活や経済活動に大きな影響が出ていた。政府は営業再開時に懸念される資金の大量流出の防止を図りながら、早期の正常化を目指す。

 ただ、ユーロ導入国による資本の移動規制は前例がない。一定期間とはいえ、キプロスを事実上、「ユーロ圏から切り離す」(専門家)ともいえる措置が、域内の資本移動の自由を保証した欧州連合(EU)の規定に抵触しかねないとの懸念も出ている。

 一方、金融市場では100億ユーロ(約1兆2千億円)の支援策合意後も不安定な状況が続く。ユーロ圏財務相会合のデイセルブルム常任議長が「金融部門のリスクを公的に負担するのは正しくない」と述べたことなどを受け、大手銀行の破綻・再編で預金者が負担を強いられる支援策が今後、危機国救済のモデルになると受け止められたためだ。

 ユーロ圏では支援への公金投入に不満が高まっている。導入を目指す金融機関の共通破綻処理制度では大口預金者に負担を求めることも検討中。議長は発言を修正したが、「危機対策の著しい転換」(国際金融協会)との不安は残っている。


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