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国際政治・世界事情

6000チバQ:2013/03/27(水) 21:59:32
http://mainichi.jp/select/news/20130328k0000m030053000c.html
レバノン:首相辞任で治安不安定化の恐れ
毎日新聞 2013年03月27日 19時26分(最終更新 03月27日 19時51分)

 【カイロ秋山信一】内戦が続くシリアの隣国レバノンで、6月に予定されている総選挙を前に政局が混乱している。シリアのアサド政権に近いイスラム教シーア派組織ヒズボラとの対立からミカティ首相が23日に突然辞任。シリア内戦の影響で、親アサドのアラウィ派住民と、反アサドのスンニ派住民の衝突も散発しており、政治空白が続けば、治安がさらに不安定化する恐れがある。

 「政治対話を始め、救国政府を作ることが重要だ」。ロイター通信によると、ミカティ首相は辞任後、短文投稿サイト「ツイッター」の自身のアカウントにそう書き込んだ。だが対シリア政策や選挙区の区割りなどを巡って与野党勢力は激しく対立しており、早期の政府樹立は困難との見方が強い。

 2年前に発足したミカティ内閣は、国軍を上回る軍事力を背景に影響力を強めるヒズボラの後押しを受けていた。だが、6月予定の総選挙を前に、ヒズボラは選挙監視組織の設置や、治安部隊トップの任期延長に反対し、ミカティ首相と対立。首相が辞任に追い込まれた。シリア情勢を巡って、イランとともにアサド政権を支えるヒズボラと、戦闘の波及を避けようとする首相の間に温度差もあった。

 レバノンではシリア内戦が飛び火する事態も起きている。北部トリポリでは昨年以降、親アサドのアラウィ派と反アサドのスンニ派住民の銃撃戦が散発し、死者も出ている。さらにシリア軍が今月中旬、国境付近のレバノン領内を空爆するなど、戦闘が直接波及する例も出てきた。こうした中、政治空白が治安悪化につながるとの懸念が強まっている。

 【ことば】レバノン

 レバノンは、05年までシリア軍が駐留するなど、長年シリアの実質支配を受けてきた。だが05年2月にハリリ元首相が暗殺され、シリアの関与が疑われると、親シリアと反シリアの政治勢力が激しく対立。09年にいったんは挙国一致内閣ができたが、暗殺事件を巡る国際特別法廷での訴追に反発するヒズボラなどが11年に政権を離脱。同年6月、ヒズボラ系の閣僚が多数を占めるミカティ政権が発足した。


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