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国際政治・世界事情

5999チバQ:2013/03/27(水) 21:58:44
http://mainichi.jp/select/news/20130327dde007030003000c.html
BRICS首脳会議:開幕 アフリカ、中国に批判 援助見返りに資源獲得は「新植民地主義」
毎日新聞 2013年03月27日 東京夕刊

 【ダーバン(南アフリカ東部)服部正法、北京・工藤哲】ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの新興5カ国(BRICS)首脳会議が26日夜(日本時間27日未明)、南ア東部ダーバンで始まった。発展途上国支援の「BRICS開発銀行」の設立に合意できるかが焦点。一方、会議に先立ち、中国の習近平(しゅうきんぺい)国家主席は同日、南アのズマ大統領と会談し「中国はアフリカのインフラ建設や安全協力、平和発展を実現するために貢献することを希望する」と述べた。支援をさらに強化する姿勢だが、最近はアフリカの要人から中国のやり方に批判も上がり始めている。

 中国は2011年までの5年間でアフリカへの直接投資額を約6倍に増やし31億7314万ドル(約2993億円)となった。欧米の援助に比べ「中国は必要な投資を持ってきてくれる」(ルワンダのカガメ大統領)と評価する声がこれまで多かった。

 だが、援助や投融資の見返りに資源などを獲得する中国の手法に対し、最近は批判も出始めた。ナイジェリア中央銀行のサヌシ総裁は今月、英紙に「アフリカ人は中国との『恋愛』の現実に目覚めるべき時だ。中国は1次産品を持って行き、工業製品を我々に売る。これは植民地主義の本質だ」と辛辣(しんらつ)に評した。

 また中国企業のインフラ整備技術なども問題視されている。ボツワナのカーマ大統領は先月、中国企業による発電所工事の遅れを巡り、南ア紙に「我々は中国企業によって何度か痛い目に遭ってきた」と不満を述べた。

 一方、北京紙「京華時報」は26日付で、中国外務省の廬沙野(ろさや)アフリカ局長が、中国の対アフリカ外交が欧米諸国などで「新植民地主義」と批判されていることについて「中国とアフリカの協力が大きな成果をもたらしたため、国際的に関心を呼び、欧米諸国のメディアが嫉妬している」と発言したと伝えた。さらに盧局長は「アフリカが発展できない状態は欧米諸国の植民統治と不合理な国際経済秩序によって形成されたもので、欧米先進国はアフリカのこうした状態に責任を負うべきだ」と語った。


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