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国際政治・世界事情

5975チバQ:2013/03/24(日) 00:34:27
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130322/erp13032223120008-n1.htm
「摩擦のタネ」深入りに警戒感 ロシア
2013.3.22 23:11 (1/2ページ)
 【モスクワ=佐々木正明】プーチン大統領が「両国関係は歴史上、最も良好」と評せば、習近平国家主席が「最重要戦略パートナー」とうたう中露関係だが、両国の利害関係は複雑に絡み“同床異夢”の状態が目立ってきている。プーチン政権は中央アジアに伸長(しんちょう)する中国を警戒する一方、周辺国と軋轢(あつれき)を抱える中国の現状を冷静に分析。資源取引や米国への対抗など、部分的な協力深化にとどめ、国益維持のため中国を活用しようとしている。

 習主席の初訪問先がロシアになったことに、中国側ではその意義が強調されているが、ロシアの専門家の間では、中国への深入りリスクが強調されている。

 昨年5月、大統領に就いたプーチン氏は初訪問先に中国を選ばず。「対米関係の先鋭化でロシアとの友好強化を急いでいる」(露有力誌ブラスチ)と習政権は心中を見透かされている。

 中央アジアではインフラ整備などの大型援助で中国の影響力が高まり“脱ロシア”が進行。一方、露国営企業ガスプロムは、南シナ海で中国と領有権を争うベトナムと鉱区開発計画を進め、中国を刺激している。

 プーチン氏が自ら認める中国との「摩擦のタネ」は極東アジアでバランスを欠く軍事面にも及んでおり昨年、露海軍は初めて、米海軍主導の環太平洋合同軍事演習「リムパック2012」に正式参加。増強する一方の中国軍を牽制(けんせい)した。

 外交筋によれば、ロシアの対中警戒感は昨年から顕著になった。昨年10月にパトルシェフ露安全保障会議書記が来日し、日本と安保面での協力強化を約束したことに「中国高官は不快感を示した」という。

 ロシアは石油・天然ガス収入の低下を避けるため、供給を欧州からアジアに移そうとしている。資源開発が進む露極東地域での対中バランサーとして日本の役割は再認識され始めている。

 国際平和財団カーネギー・モスクワセンターのトレーニン所長は「自国権益のための中国との関係の重要性をプーチン政権はよく理解している」とし、欧米との利害関係を調整する際の“カード”として「中国との関係を利用しようとするだろう」と述べている。


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